4000 ~short story~

それで？ Takumi.G ページ19

後藤「それでなに、拗ねてるの」


「あったりまえでしょ？！あんなの見せられて！

普通でいられるかあっ！」




ブチ切れな私ですが、


何にブチ切れているかと言うと、かみひとえの大食いに関して。


毎週のように大食いメニューを完食してして、


笑いもとって凄いと思う。


思うけど…


さすがにあれは無い。


お笑い、と分かってても。テレビ的にだとわかってても


ADさんに頑張れる一言を言わせて鼻の下伸ばしてることが許せない


ADさんは全然悪くない。


頑張れ一言を言ってくださるのも全然いい。


私が許せないのは…




「なに鼻の下伸ばしてんの！！」




嬉しそうに笑って、幸せそうな顔して。


テレビとわかってても腹が立った。


そんで、今私が怒ってても涼しい顔してるのもムカつく。




後藤「そんなつもりは無いんだけどね？」


「ありありだろ！ADさん美人だし可愛いし、

そりゃそうだろうな、鼻の下伸びんのは！

遠慮なく何を幸せそうにしてんのよ！」


後藤「まぁ、幸せっちゃ幸せよ」


「…チッ。

ADさんの方が可愛いのはわかってますよ。

どうせ勝てないって。もうあの人と付き合えば？」


後藤「そういう対象ではない」




それ以下のお前もな、なんて言われた感じがして、


反論もせずに黙り込んた。


…もうなんでもいいや


こんなことで怒ってる自分にも呆れるし。




後藤「けどさ、」


「…」




そっと近づいてきた拓実。


顎に手を添えて、クイッとされる




後藤「好きなのはお前だけで

キスしたいのもお前だけ。」




そのまま重ねられた唇。


すっと怒りが消えてった。




後藤「ごめんなA。そんなつもりはなかったんだけど」


「ううん、私もそんなことで怒ってごめんなさい」


後藤「ほんとに、ほんとに好きなのはAだけなんだって…」


「わかってるよ」




私だって、ほんとに、ほんとに好きなのは拓実だけだから。



fin.＿＿＿＿＿＿＿

N4さんリクエスト

後藤さんに顎クイされる


顎クイてどんな感じなのか…こんな感じでいいのか…


いいシチュエーションがこんなのしか思いつかなかったんですけど…


書きながらちょっとキュンとしてしまいました…我ながら…


(アホ)


リクエストありがとうございました！

守りたいもの。　Hiroki.T→←そこが好き Hiroki.T

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