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6話 ページ7
氷浦さんが、手伸ばしていた。
私は無意識にその手を掴み、立ち上がった。
ありがとうって言わなきゃ。
必死に、言おうとしたら、
氷浦「俺、部活がまだあるから、じゃあまた明日！」
って、言ってくれた。
あぁ、行ってしまう。せめてお礼だけでも。
私はまた無意識の内に、氷浦さんのユニフォームを掴んでいた。
そして、遂に
「あ、ありがとう」
なんとか言えた。
氷浦さんは、笑顔で、
氷浦「どういたしまして」
と、言って、部活に戻っていった。
久々に、家族以外と話せた。
また、話せると言いな
と思っていた私は、この事をきっかけに、いろんな人と話せるとも知らなかった。
あ、こんなことを思っている間に、見たいテレビの放送時間が終わっていた。
今日が、最終回だったのに。だけど、私は、なぜか見たいテレビを見なきゃいれないのに、なぜか私はテレビなんて、どうでも良かった
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稲妻利菜 - ヒナさん» 面白いと言って貰えて嬉しいです！更新がんばります！ (2020年5月8日 4時) (
レス) id: bc270ae179 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 凄く面白いです！更新待ってます！ (2020年5月8日 1時) (レス) id: 005ed2515a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲泉利菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Inazumarina/
作成日時：2020年4月9日 1時
