**LOVER**3

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パーティーまであと5日






今日は実彩子とランチのお約束






実 ｢今から行くとこね､千晃おすすめのお店なんだよ〜｣








連れてきてもらったのはお洒落な洋食屋さん








そこでパーティーの会場や当日の待ち合わせ場所、社長さんの人柄などを教えてもらった









実 ｢話すことはこれくらいかな〜｣








『りょーかい！』







パーティーの話がひと段落ついたとこで








『この前ねカフェで偶然だっちゃんと会ったの』








だっちゃんとの話を全部実彩子に話す





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｢話はわかったけど．．．Aはどう思ってるの？｣







『．．．』






この前と同様、なにも言えない







｢．．．今から言うことは第三者からみた意見だからプレッシャーに感じたり、重く受け止めなくていいんだけど．．．｣








ゆっくり話し出す実彩子









｢Aと秀太が別れたこと、間違いだなんて誰も思ってないよ？．．．けど、秀太とAのことを応援してんのよ。私たちは。｣









『．．．でも、これからのことに怯えて秀太の手を離したのは私の方だから．．．』









｢…1度離れたらそこで終わりじゃないんじゃない？何度でもやり直せばいいんだよ｣









『そんな都合のいいこと．．．』









｢ねぇ、A、知ってた？｣









『何を…？』









｢Aといる時の秀太が、秀太といる時のAが、1番いい笑顔してんだよ^^*｣








『？？？？』









｢よく分かんないって顔してるね笑 …そりゃもちろん私たちといる時も笑顔だけど、秀太とA、2人でいる時はなんていうかすっごい優しい顔になるの。“好き”っていうよりは“愛おしい”って感じの顔！｣









ニヤニヤしながらいう実彩子









｢別に無理にヨリを戻せって言いたいわけじゃないからね。Aが後悔しない道を選んでほしい｣









『ありがと…』








もし秀太と会えたなら、









私はワガママになっていいのだろうか









あの時離してしまったものを









もう一度掴んでもいいのだろうか









4年間のこの想いを告げてしまっていいのだろうか





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