**LOVER**3

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叶 ｢いいのよ全然。それよりもこの状況どうにかしないとね〜｣





叶華さんはツイ○ターの画面を見せてくれる





“末吉秀太” と検索をかけてあるその画面には




“しゅうたそ熱愛ってどゆこと？！しかも7年前から．．．”




“秀太とAちゃん。別に恋愛は本人たちの自由だと思うけど、特に変装とかもせずにペアルックでデートって芸能人としてどうなの？”




“他のメンバーも恋人がいてそれを公にしていて、私たちファンはそこもAAAの魅力だと思ってる。秀太に恋人がいるのはいいんだけどこんな形で知りたくなかった”






“他のメンバーと同じように秀太自身の口から彼女が出来たことを聞きたかった”








秀太のファンの書き込みをみて胸が痛くなる






チラッと秀太をみると苦しそうな顔をしていた







叶 ｢私も彼女の秘書もAから秀太くんと付き合うことになったという報告も受けていたし秀太くんもマネージャーと社長には話していたのよね？｣





秀 ｢はい｣






叶 ｢高校生の時に付き合っていたことは？｣






秀 ｢それも全部話しています。別れた時、復縁した時、メンバーとマネージャーと社長には報告してましたから｣







叶 ｢そう。なら話は早いわ。会見を開きましょう！そこで全部話せばいいのよ。｣






『えっ？！』







叶 ｢私がそう思った理由は、ファンが本人たちの口から真相をききたいからよ。交際してるしてないにせよ、ファンが求めているのは本人たちの真実。記事の真偽についてあなたたちから話すべだと私は思うの。｣








社長 ｢私もそう思う。秀太を好きだと言ってくれる人がいて、Aさんの服を気に入って買ってくれる人がいて、AAAとしてSUGARとしてやっていけるんだ。応援してくれている人たちを大事にしなきゃ。その人たちに嘘をついてはいけないよ｣







『叶華さん．．．』

秀 ｢社長．．．｣








叶 ｢これはあくまで私たちの意見だけど、あなたたちはどうしたい？｣









秀 ｢俺は…会見をひらきたいです。応援してくれてるファンの人たちを悲しませたくない。自分の口で説明したい｣









『わ、私も！本当のことを話したい、です』







叶 ｢分かったわ。会見の準備はこっちでするから2人はこの部屋にいてね｣







秀 ｢『はい！』｣







叶華さんと社長さんが準備やメディアにfaxを送り






お昼の12時にこのホテルの広間で会見が開かれることになった

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