【募集企画】宮城県立呪術高等専門学校【募集中】

└世界観 ページ4

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「え〜、オレ面倒クセェんデスけど………」





ぶつぶつと喋りながら、脚立に乗って。何かを壁に貼り付けている男子生徒がひとり。

その様子を、目隠し姿の白髪男が笑みを浮かべながら見ている。



まぁまぁ、とたしなめる訳でもなく、ただ愉快そうにその男子生徒を、見ている。






「仕方ないでしょ。根本的に宮城校は人手が足りてないんだよ。ただでさえ呪術界は人材不足だっていうのに」



「いや……オレ一応しんにゅうせーなんスけど？呪術界の事情なんざ知らねーヨ……、」



「はいはい、そう言わずに！君も仲間が増えるのは、嬉しいでしょ？」



「ナカマねぇ………それって問題児の？ソレトモ、優秀な人材のー？」






彼の言葉に、五条悟はふ、と笑みを浮かべ、これからの未来に期待でもするかのような声音で言った。







　





　


「問題児でも、優秀児でもない。




――――――――――――宮城高専の(・・・・・)、だよ」









意味分かんねー。そう言い、彼は紙を貼り終わったのか、脚立から降りる。



2人は、雑談を交えながらも廊下へと消えた。







貼り紙はポスターらしく、そこにはデカデカとした字で、こう書かれている。












『宮城高専へようこそ』。







　





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