17話 ページ19
『はぁ、はぁ、っ、はぁ、、』
走ってきたから息が切れる。
足も痛い。
汗でびしょびしょ。
でも、そんなの関係ない。
『っ、、！ナミ！！ウソップ！！』
宮殿に入ると、そこには
檻の中に入れられたナミとウソップが。
嫌な光景がフラッシュバックする。
「A、私達はいいの。あなただけ逃げて、、！」
「私達は平気よ、Aは生きて！」
『でも、、姉さん、、！』
「俺の命令に従うなら、そいつらの安全は保証してやろう」
『っ、、！』
私はその時契約したんだ。
このメランド・リーストと。
あの時は自分の非力さに嫌気がさした。
姉さん達を、守れなかった。
また、大切な人達を
失っちゃうの、、？
ナミ「・・・！！A！！」
ウソップ「来るな！！」
『え！？』
ガッシャーンっ
氷柱が落ちてきたが、
ウソップのおかげでギリギリよけれた。
『・・・カルラ！！邪魔しないで！！』
カルラ「敵の肩を持つなんて馬鹿な真似はやめることね。
うちの船長に知られたらどうなるかわかってる？」
『っ、、』
ルドー「今回は俺もカルラの意見に賛成だよ、A。今まで従ってきたのはなんのため？」
『でも、その人たちは、、』
私を助けてくれて
見ず知らずの私に優しく接してくれて
私に、愛を
教えてくれた人。
『ごめん、カルラ。』
カルラ「あんた正気！？」
『うん。私は、この人たちを見捨てられない。
私に初めて“愛”を教えてくれた人だから！！』
カルラ「っ、、！！行かせないわ。」
『やめて！！私はカルラと争いたくない！！
早くこの檻を開けてよ！！』
「やはりそういう事だったのか」
リースト！？
まっ、まさか、、、！！
私がルフィ達を助けようとしてたのがバレた、、！？
「お前の裏切りは目に見えていた。
だからそれを利用させてもらう」
『・・・どういうこと。』
「そいつらを檻から出して、見逃してやろう」
『え、、ほんと！？』
それなら話は早い...
ついでにルフィ達も見逃してもらって
そして、、
「そのかわり、お前は俺と結婚しろ」
『っ、、！！』
私がこいつと結婚すれば、ルフィ達は助かる。
私がこいつと結婚すれば、、、
『・・・わかった。』
私の声は震えていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
@UA - 本当に面白いです!!!更新頑張ってください！ (2020年1月8日 23時) (
レス) id: ad4bf39277 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - 青黄の虹ジャスさん» 本当ですか！？そんなふうに思ってもらえて嬉しい限りです。。。頑張る元気もらえました！！コメントありがとうございます！！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: e4a56a2648 (このIDを非表示/違反報告)
青黄の虹ジャス(プロフ) - 初コメ失礼します！めちゃくちゃいいですね！この作品私のタイプど真ん中です。頑張ってください！ (2019年8月20日 11時) (レス) id: 9871cf44f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごだいふく | 作成日時：2019年8月17日 22時
