173話 ページ30
〜雪希Ｓiｄn〜
沢田「同じリングを持つ者同士のガチンコバトル〜〜〜？！」
家光「あぁ、あとは指示を待てと書いてある。」
綱吉は驚いたようにそう言う。
私は兄さんににこっと笑いかけた。
私だって不安でしょうがない。でも、兄さんはもっと不安なんだと思う。
その証拠にあいつが出てきたんだから。まぁ、マーモンが嘘をついていなければなんだけど。
？「お待たせしました。」
そんなことを考えていると別の方向から女の人の声が聞こえた。
その方向を反射的に見る。
声の主は桃色の髪を持った特徴的な人達だった。たぶんあれはチェルベッロだ。
謎が多いし、よくわからない人たちだけど何回か見たことがある。(主に任務先で)
チェル「今回のリング争奪戦では我々がジャッジをつとめます。」
チェル「我々は9代目直属のチェルベッロ機関のものです。」
チェルベッロはそう言うと話を続ける。
てか、今思ったんだけどなんでマーモンこっちガン見してるんだろう？
兄さんに至ってはなんか不機嫌だし･････。
チェル「リング争奪戦において我々の決定は 9代目の決定だと思ってください。」
チェル「9代目は、これがファミリー全体を納得させるためのギリギリの措置だとおっしゃっています。」
チェル「異存はありませんか？ザンザス様」
ボス
いや、今は違うか･････
いったい何を考えているんだろう。このリング争奪戦、なにか裏があるとしか思えない。
家光「待て、異議ありだ。チェルベッロ機関など聞いたことがないぞ。そんな連中にジャッジを任せられるか。」
チェル「異議は認められません。」
チェル「我々は9代に仕えているのでありあなたの力の及ぶ存在ではない。」
わーお、言うねぇ。
いい性格してるじゃん。
もっとも、兄さんは嫌いなタイプなんだろうけど。
チェル「本来7種類のハーフボンゴレリングは ボスの持つ一組と、門外顧問の持つ一組、計2組存在し、跡継ぎの式典の際に9代目と門外顧問の二人が認めた七名に2組のリングを合体させた 完全なるボンゴレリングの状態で継承されるものなのです。」
チェル「ですが今回は異例の事態となってしまいました。二人がふさわしいと考える7名が食い違いそれぞれが違う人物に一方だけを配ったのです。」
どうでもいいけど飽きてきた。
説明が長すぎるよ。
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作者名：ダメネコ＆M･Mっち | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2019年9月13日 17時
