171話 ページ28
〜雪希Ｓiｄn〜
？「待った、レヴィ。」
？「一人でやっちゃダメよ〜」
声の方向を見ると、そこにはベル、ルッスーリアに続き見知った顔が揃ってた。
つい最近まで共に任務をしていた仲間達が。
マーモ「どうやら他のリング所有者もそこにいるみたいなんだ。」
雪希「マーモン･････」
マーモ「久しぶり･････でもないか。元気そうでうれしいよ、雪希。」
私に気づいたマーモンはそういった
兄さんはなぜか目すらあわせてくれない。
それがすごく悲しかった。
敵同士であるのはわかってるけど、なんで目すらあわせないだろう･････？
兄さんはいったい何を考えてるの？
沢田「ひぃ、ヴァリアーでたぁ･････」
そういって情けない声を出す綱吉に若干呆れつつ、ヴァリアーの方を見てみる。
ヴァリアーのみんなは完全に任務のときの顔をしていた。
それはつまり･････“殺す”ためにいるってこと。
？「沢田綱吉･････」
低く、怒りのこもった声が聞こえる。
あぁ、この声は･････
リボー「出たな。ザンザス」
沢田「な、なにあの人･････！」
雪希「独立暗殺部隊のボス、ザンザスだよ。私の“元”上司。」
元、を強調して言うと若干兄さんの瞳に視線が交わった。
私は反射的にそらしてしまった。
ザン「かっ消す」
ルッス「？！ボス、まさかここであれを･････？！」
スク「ヴォォォイ、俺たちまで巻き込む気かぁ？！」
スクアーロがそう言ったのと同時にザンザスの目の前に鶴嘴が突き刺さった。
家光「待て、ここから先は俺たちが取り仕切らせてもらう。」
沢田「え！親父？！なんでここに･････」
リボー「家光は門外顧問だからな。」
リボーンが綱吉に説明している間にもことが進む。
スクアーロが沢田家光に文句を言うが沢田家光はそれを否定する。そして、９代目直属の死炎印を両者に渡した。
そこにはイタリア語で･････まぁ、要約すると
家光「要するに、同じリングを持つもの同士の一対一のガチンコ勝負ってことだ！！」
同じリング･････
私は兄さんの方を見る。兄さんも同じことを思ったらしく、悲しそうにこっちを見ていた。
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作者名：ダメネコ＆M･Mっち | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2019年9月13日 17時
