夜空の双子はマフィア嫌いⅣ (ページ23)

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166話ページ23

～リボーンＳiｄn～

俺は今、雪希の家の前にいる。

あいつに部屋からは話し声が聞こえた。

興味本意でベランダから聞き耳をたてると、どうやらマーモンというやつと話しているらしい。

蒼斗の話が出てきたってことは、おそらくヴァリアー側の守護者と電話してるのだろう。

本来なら敵と繋がってる雪希をボンゴレに勧誘することは極めて危険な行為だ。

だが、夜空の守護者なら話は別になってくる。

初代夜空の守護者は暗殺の才能に恵まれていた。

その事もあり、兄弟は暗殺部隊へと入隊したのだ。

しかも、ボンゴレとは敵同士である暗殺部隊にだ。

リボー「本当によく似てやがる。初代夜空の守護者は兄は社交的で弟は冷静だったか･････まさに雪希と蒼斗だな。」

もちろん、兄の方が雪希で

弟の方が蒼斗だが。

どちらにせよあいつが夜空である以上ヴァリアーと繋がるのは仕方のないことだ

ただ、あいつの真意が俺にはわからない。なぜか蒼斗には読心術が効かない。

雪希にはきくはきくが、心がドライすぎてそれすら本心か怪しい。

まぁ、どちらにせよまずは蒼斗をボンゴレにいれたあと、蒼斗の警戒を解くことが優先だな。

そのあとに･････雪希の闇を探ればいい。

俺はそう思い、ベランダから飛び降りると帰路へとついた。