怪異とトリップしてきた六つ子 (ページ7)

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☆5話ページ7

トド松said

まさか、兄さん達が会いに来てくれたなんて！？

カラ松には、見えていないみたいだけど。

本っ当バカだよね。

こっちは、未だ風呂嫌いが直らないって言うのにさ。

いつも、無理矢理入れさせられてさ。

特に、カラ松、一松、十四松には。

ガキの頃から、この３人とは仲が良かった。

今は…ボクたちの間に、ポッカリと穴が開いたみたいだ。

「十四松……兄さ…ん。」

ボクは、初めて十四松の事を、兄さんと呼んだ。

兄さんって言うのは、兄貴達をまとめて言うときだけだったから、単独で呼んだのは初めてで、顔が赤くなった。

「トド松、お前いい加減にしろよ？！十四松は、もう死んだんだ！いないんだよ！なに、独り言呟いてんだ！(怒)」

「いい加減にしろ！？は、こっちのセリフだよ！カラ松。」

「なんだと～～！！一松！？ヤンのか？！」

うわ。

本当、喧嘩っ早いな((呆

「おそ松…。カラ松の事、止めてくれよ。チョロ松…、お前、よくカラ松に“カラカラうるせーぞ！カラ松！？”ってキレてただろ？今回もその節で頼むよ。お願いだよ、十四松。また、歌ってくれよ。今。さ！ね？」

ボクは、死んでしまった兄貴３人に、カラ松を止めるよう伝えた。