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一也はAを背負いながら部屋へ戻ると
純「てめぇ!戻ってくんの遅ぇじゃねぇか!」
一也「いや、何でいるんすか」
哲「倉持がな沢村の彼女の事が気になるらしい」
一也「へぇ〜」
倉持「ちょっと!哲さん!御幸もニヤニヤしてんじゃねぇーよ!」
一也はニヤニヤしながら倉持を見る。
増子「Aちゃんは寝ちゃったのか?」
一也「さっきまで騒いでたんすけどね」
純「あほ面しやがって」
哲「御幸」
一也「はい?」
哲を両手を広げてAを貸してくれとアピールする。
その行動に周りも目を丸くしパチパチと瞬きして固まる。
哲「俺も抱きたい」
倉持「ぶーツ!!!」
一也「おい!汚ッ!」
純「バカ!哲!てめぇ誤解を招くような言い方すんな!」
哲「?抱かせてくれ?」
倉持「ちょッ!哲さん!!」
純「もうお前は黙ってろ!バカ!」
一也「ははっは!!あー笑った。哲さん。はい」
一也はそっとAを哲へ渡す。
哲は正面から抱っこするように彼女を持ち上げる。
一也(哲さんはAのこと相当気にかけてるからな...)
倉持「あ!そういえば、純さん!ありましたよ」
純「おー!見ようぜ!」
一也「何を?」
純「沢村の携帯」
増子「沢村ちゃんと彼女のやりとりをな!」
増子はウインクして一也を見る。
そして皆で集まって沢村の携帯を見ていると1年コンビが帰ってくる。
沢村「あー!それ俺の携帯!」
倉持「うっせぇ!Aが起きんだろ!」
沢村「いや倉持先輩の声もデカいっすよ!」
沢村と倉持が言い合いをしていると哲の腕の中でAが動く。
全「「あ..」」
A「ん?て、つしゃん?」
哲「うるさかったか?」
A「いや。大丈夫れす。」
哲「寝てていいぞ。それともベッドの方がいいか?」
A「んー。哲さん…」
哲「わかった」
沢村「いやいや!あんたら何いちゃついてんすか!」
降谷「あれ?A先輩って御幸先輩の彼女じゃ….」
一也「そうそう。降谷わかってんじゃん」
ギャーギャー騒いでいるとそこへ前園たちもやってきてさらに賑やかに。
A「哲さん」
哲「ん?」
A「楽しいですか?」
哲「あぁ。楽しいな」
A「この時間が永遠だといいのにな…」
哲「A…」
A「すぴょー」
哲「明日絶対勝とうな。」
そういい、Aの頭の上にぽんと手を置いた
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作者名:瀬戸琉依 | 作成日時:2023年8月20日 17時