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学校

礼「今日は安静にしておきなさいね?」

A「うん。」

御幸「バント!」

A「ん?」

突然聞こえた御幸の声にAは思わずグラウンドを振り返る。

御幸の前には沢村が立っており150km/hの球を綺麗にバントしている。

A「おぉ。うまっ笑」

丹波「...」

A「あれ?丹波さん?そーいやバンド苦手でしたよね?笑」

丹波「...それを言うな」

A「沢村くん全打席バンドで良くないですか?笑」

Aは笑いながら沢村の方を見た。

沢村「ちょっと!Aさん!聞こえてますから!」

A「私聞こえなーい!」

沢村「ちょっと!!!」

とぼけながらAは寮へ戻って行った

そして次の日。

投手と捕手は集まりミーティングをおこなうと言うので食堂に集まった。
Aも稲実の試合のビデオを真剣に観ている。

クリス「向こうの1.2番はやはり要注意だな」

丹波「あぁ。足を絡めた揺さぶりもあるだろうし」

クリス「もちろんクリーンナップの長打にも気を付けなければならないが...」

A「1番怖いのは勝負への執着心ですよね」

沢村「執着心?」

A「去年。私が打たれて負けたの」

沢村「え!?Aさんが!!」

降谷も大きく目を開きAを見る。

逆に御幸とクリスは少し険しい表情でAを見る。

A「まあ、今年は1本も打たせないですよ。」

沢村「いや!1本も打たせないは無理でしょ!」

A「…。できる。代表舐めないで」

川上「相変わらずAはすごいね」

Aは川上の顔を見てニコッと笑っている。

すると横から降谷が「僕も」と言う。

A「いや、あんた達2人はフォアボールなくしなよ」

降谷「う...」

クリス「Aの言う通りだ。無駄なフォアボールは出さないこと」

クリス「午後はブルペンでそれぞれ球種を確かめるぞ」

全「「はい!!」」

一也「これぐらいだな。A。お前は部屋で寝ろ」

A「んー。やだ。」

一也「寝ろ」

A「私も投げる」

一也「昨日まで体調壊してたんだ。休みながらしろ」

A「…。」

一也「じゃー今日受けねぇよ?」

A「やだ。」( ー̀ н ー́ )

一也「むすってしないの笑」

A「じゃあ受けてくれる?」

一也「おう。2時間寝てからな?」

A「はーい。」

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作者名:瀬戸琉依 | 作成日時:2023年8月20日 17時

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