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私は今。着せ替え人形のようにいとこが持ってきた洋服をひたすら着るという。なんとも逃げ出せない状態だ。

A「ねぇ。もうスポーツショップ行きたいんだけど」

春夏「まだ!!」

A「えぇ。まだぁ?案外この格好きついんだけど」

右足骨折していことを忘れてはいけない。
ジーパンなどを履けないからワンピースやスカート系をよく着せられる。

A「もう!いい加減にしてー!!!って。え!?」

前田「何してんだ?A」

A「前田監督!?こんなところで何してるんですか!?」

前田「いや、これはこっちのセリフだ」

A「あぁ。おばあちゃん家にいとこ全員揃ったんでみんなで買い物です!」

前田「その服でか?」

A「これは、いとこから着せ替え人形として遊ばれてるだけですよ笑」

他愛のない会話をして前田監督は帰って行った

また着せ替えの時間があるのかと思うと気が重い

夏子「どれがいいのあった??」

春子「私的にはこれことれがオススメ」

と言って見せてきたのは

膝ぐらいの長さのワンピース。
シンプルでとても可愛いデザインになっていた。それと
短パンにノースリーブ。上から羽織る薄手のパーカー

A「私短パンの方が好き」

春子「じゃあ決まりね!」

夏子「グランマ〜!Aの決まったよ!」

祖母「Aちゃんはこれでいいのかい?」

A「え?あ、うん。もぉいいや笑」

いとこ達も見るということで私は亮介たちがいるスポーツショップに足を運んだ

A「いいの見つけた?春市」

春市「うーん。全部いいから迷っちゃって」

亮介「Aは?決めた?」

A「うーん。私なんか洋服になっちゃった笑」

亮介「あー。なるほど」

祖父「Aちゃんや。おじいちゃんが買ってやろう」コソッ

A「え?いいよ。おじいちゃんそんなにお金もってないんだから」

祖父「いいんじゃよ。日本を代表する選手になってじいちゃん嬉しいからのぅ。」

A「おじいちゃん。じゃあ、守備手が破れてたから守備手にしようかな!」

家族で色んなところを周り夕飯の時間になったので焼肉を食べに行くことにした。

亮介「俺ら結構食べるから食べ放題とかの方がいいよ?」

春市「僕もそう思う」

A「右に同じく」

亮介「俺と春市は食べ放題で元取れるそれ以上かもしれないし」

祖母「そうかい?じゃあ食べ放題にしようかね」

夏子「Aも食べるほうなの?」

A「私は…。見たらわかる」

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作者名:瀬戸琉依 | 作成日時:2023年8月20日 17時

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