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A「頼らなかったんじゃない。日本の最強エースの意地だったの。」
一也「…。」
A「でも。ごめんね。一也には言うべきだった。ただでさえ女子が男子の中に紛れて野球をしてる。怪我しないわけない。」
一也「治療にも専念しろよ。」
A「うん!」
一也「それと。キャプテンは俺。副キャプテンが倉持とお前とゾノ。」
A「3人?」
一也「ああ。よろしくな」
A「うん!」
A「てことで。私の怪我の話おしまい!なにか質問ある?ないなら私部屋に戻るけど」
A「ないね。部屋行くね」
亮介「俺も行くよ2人で話したいことあるし」
A「じゃあ行きましょうか」
部屋
A「話ってなですか?」
亮介「Aさ、卒業後の進路どうしてる?」
A「私ですか。んー。いくつかプロの球団に声をかけてもらってるので一也と一緒にプロに行くと思います」
亮介「そっか。お前もう声かかってるんだね」
A「まあ。代表入ってれば…。」
亮介「代表の練習には行かなくていいの?」
A「前田監督が怪我が治ってからの参加だって。見に来てもいいらしいけど。今回は晴香がいないから…。」
亮介「そっか。」
春市「Aちゃん。入ってもいい?」
A「春ちゃん?どうしたの?」
春市「居心地悪くて逃げてきた」
A「そっか笑悪い人たちじゃないんだけどね笑」
亮介「俺らもわかってるよ笑」
A「私スコア持ってきたの。振り返りする?」
亮介「俺はいいや。まだ。」
春市「僕はするよ」
A「じゃあ亮介。ベット使っていいよ」
亮介「おう」
A「春市は私の机の方に行こっか」
春市「うん!」
スコアを見ながら1,2年メンバーの振り返りをしているとそこそこ時間が経っていたらしく出かけると言われた
翔「A〜亮介〜春市〜出かけるぞって。お前ら何してんだ?」
A「ん?大会の振り返り。1年ピッチャーの悪いとことか書き出してたの」
翔「野球が好きなのはわかってるけどせっかくおばあちゃん家に来てるんだ。子供らしく遊べ。」
A「…。春市。この時の連携プレーなんだけど。」
春市「どれどれ?」
A「洋一が呼んだところに正確に投げようとしてボールが緩くなってる。ある程度でいいから速い球を投げるようにして。コントロールはそこから着いてくるから」
春市「うん!わかった!」
翔「お前ら置いていくぞ!!」
裕之「どーした翔?そんな怒鳴って」
道流「翔らしくない」
裕之「お前ら何してんの?」
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作者名:瀬戸琉依 | 作成日時:2023年8月20日 17時