109 ページ12
亮介「A。大丈夫?」
A「大丈夫です!」
倉持「お前ここ血でてんぞ」
倉持はAの左手首を指さす。
皮膚がぱっくり裂け血がにじんでいた。
A「あ、ほんとだ。」
一也「っ!!」ペロッ
A「一也?」
一也はAの怪我を舐めた
倉持「おい!御幸!!」
一也「あ、悪ぃ」
クリス「先に消毒だ。痛いか?」
A「かすり傷だから全然。」
一也「...」
A「一也」
一也「....」
A「ねぇーってば!!!」
一也「あ、わりい。考え事してた」
A「顔。怖いよ?」
Aは一也の頬をむにぃっと引っ張る。
一也「おう。」
A「顔に出てるよ。心配だって。」
一也「...そりゃそうだろ」
A「だよね。一也には心配かけすぎてるから。私はやばいと思ったらちゃんと一也には言うよ」
一也「...。」
A「私のわがままはチームに迷惑をかけちゃうから」
A(足。さっきの衝突と薬が切れて激痛。立つだけで精一杯。でも大丈夫。投げ抜く。)
美歌「浩介先生?お久しぶりです」
浩介「ああ。小湊さん。お久しぶりです」
浩介「A。足痛めてますよね」
美歌「ぽいですね笑」
浩介「もしものことがあれば直ぐに見ますよ」
美歌「ありがとうございます。」
浩介「勝って欲しいですね」
美歌「ですね。」
前田「A足やってるな」
真由美「監督もそう思いますか」
紗弓「さっきの衝突ってわけじゃなさそうですけど」
若菜「女の子大丈夫かな?」
男子「あのこ?」
若菜「うん。私よりも小さい女の子が吹き飛ばされたから。」
国友「次の回からカウントを稼げ」
国友「たしかに小湊は投手として目立っている」
鳴「ふーん。ま、俺の方がすごいけどね!」
原田「でおあいつから点を取れていないのは確かなこと
だ」
鳴「うっ...」
国友「だがあいつも人間だ」
稲実のメンバーは国友の言葉に耳をける。
国友「神経をすり減らせば体力も落ち必ず失投する」
国友(青道が成宮にそうであるようにうちも攻めさせて
もらう)
30人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瀬戸琉依 | 作成日時:2023年8月20日 17時