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その頃Aの部屋では
亮介「朝は元気だったじゃん?」
A「いや、あの時も7度5分はあったんですよ?」
亮介「今は?」
A「39度まで下がりました。」
亮介「バカだねぇ。お前は」
A「..亮さん。私が丹波さんの居場所守り続けますから」
亮介「うん」
A「任せてください」
亮介「その状態のお前に言われてもな」
A「ぐツ...」
亮介「うそうそ。任せたよ..A」
亮介はコツンとAの額に自分の額をくっつける。
3日後…。
A「完全復活!!!」
ある日の1年生の教室
沢村「x=y...わからん。さっぱりわからん!」
金丸「赤点取ったら追試だ。追試が増えれば練習時間削られて試合に出れなくなるぞ」
沢村「うわ!まじでぇ!?」
沢村「か...金丸!!何とかしてくれぇえぇ!」
期末テストまで週数間。
沢村は泣きながら金丸に泣きついている。
女子「金丸君」
金丸「え?」
女子「呼ばれてるよ」
金丸が教室の扉を見るとAが笑って手を振っている。
金丸「Aさん!!」
A「やっ!」
金丸「どうしたんすか?」
A「金丸くんこれ忘れてたらしいから届けに来たの!」
Aの手には金丸の体操着があった。
A「金丸くん、体育あるんでしょ?クリス先輩が言ってた!忘れ物だって!」
金丸「あー!!まじでありがとうございます!」
A「いえいえ!」
沢村「あー!Aさん!!」
沢村「Aさんはテスト勉強大丈夫なんですか!?」
A「ん?期末テスト?」
沢村「はい!」
A「余裕よ!え、何?沢村くん..あー、でも頭悪そうだもんね。」
沢村「だー!!急な毒舌!!!」
A「先輩をバカににするからでしょ」
沢村「ぐッ....」
A「金丸くんが教えてるの?」
金丸「まぁ...クリス先輩に頼まれたんで」
A「金丸くんの勉強は大丈夫なの?」
金丸「それは大丈夫っす」
A「わかんないとこあったら寮で教えるね!」
沢村「ちょっと!ちょっと!Aさんそんなに頭いいのか
よ!」
A「まあ、学年でトップ3には入るわね笑」
Aは少し恥ずかしそうに笑う
その顔を見て沢村赤くなる
A「じゃあ赤点取らないように頑張りなさいね!沢村くん!」
沢村「だー!!!」
そして自身の教室に戻ると倉持、一也の方へ向かう。
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作者名:Aqua | 作成日時:2023年6月10日 15時