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A「ゲホッ…ゴホッゴホッ…はぁはぁ…ゲホッ…か…ずや…ハァハァ」

一也「A 〜?どした〜?吸えてるよ。手握ってるからな〜」

純はAの片方の手をずっと握っている。

亮介「純、A任せるよ」

純「お、おう。A〜今は胸が苦しいままか?」

Aが頷く

一也「教えてくれてありがとうな〜これ嫌だけど胸の苦しさも取れるからゆっくり吸おうな〜」

礼「さっき熱が39度5分を超えていたのよ
今は40度以上ある…Aもずっと身体がしんどいのも辛いのも嫌でしょう?」

AにいうとAの目から涙が溢れ出ていた。

一也「A…ナデナデ嫌だよなぁ…ナデナデ苦しいよなぁ…ナデナデAそんなに泣くともっと苦しくなるから…な?」

Aの肩が上下に動いていたので一也がAの背中を擦り、一也はAを慰めるように優しい口調で頭を撫でながら言った。

片岡「Aゆっくりゆ〜っくり息整えるぞ〜心配するな。
涙タオルで拭くぞナデナデ」

監督はAの目元をタオルで軽く拭いてAが落ち着くのを待った。

亮介「座薬飲もっか少しでも熱下げようね〜」

Aは少し考えていたがしばらくしてこくんと頷いた。

喘息の症状も落ち着いてきて、酸素濃度も戻ってきていた。呼吸も戻ってきて、落ち着いた。

一也「A水飲も。口の中気持ち悪いだろ」

Aは意識が朦朧としながら頷いた。

しばらくして、寝息をたてて寝た。

一也「すみません。手伝ってもらって。」

亮介「まあ、いとこのことだしな。」

純「迷惑だって思ってねーよ」

片岡「御幸。最初から落ち着いて対処してくれてありがとな。」

片岡「練習に戻るぞ。御幸。着替えてからこい。」

一也「は、はい…。」

礼「大丈夫よ。御幸くん。Aは私がここで見ておくわ。」

一也「ありがとう。礼ちゃん。」

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 小湊亮介   
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作者名:Aqua | 作成日時:2023年6月10日 15時

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