45 ページ46
A「ゲホッ…ゴホッゴホッ…はぁはぁ…ゲホッ…か…ずや…ハァハァ」
一也「A 〜?どした〜?吸えてるよ。手握ってるからな〜」
純はAの片方の手をずっと握っている。
亮介「純、A任せるよ」
純「お、おう。A〜今は胸が苦しいままか?」
Aが頷く
一也「教えてくれてありがとうな〜これ嫌だけど胸の苦しさも取れるからゆっくり吸おうな〜」
礼「さっき熱が39度5分を超えていたのよ
今は40度以上ある…Aもずっと身体がしんどいのも辛いのも嫌でしょう?」
AにいうとAの目から涙が溢れ出ていた。
一也「A…ナデナデ嫌だよなぁ…ナデナデ苦しいよなぁ…ナデナデAそんなに泣くともっと苦しくなるから…な?」
Aの肩が上下に動いていたので一也がAの背中を擦り、一也はAを慰めるように優しい口調で頭を撫でながら言った。
片岡「Aゆっくりゆ〜っくり息整えるぞ〜心配するな。
涙タオルで拭くぞナデナデ」
監督はAの目元をタオルで軽く拭いてAが落ち着くのを待った。
亮介「座薬飲もっか少しでも熱下げようね〜」
Aは少し考えていたがしばらくしてこくんと頷いた。
喘息の症状も落ち着いてきて、酸素濃度も戻ってきていた。呼吸も戻ってきて、落ち着いた。
一也「A水飲も。口の中気持ち悪いだろ」
Aは意識が朦朧としながら頷いた。
しばらくして、寝息をたてて寝た。
一也「すみません。手伝ってもらって。」
亮介「まあ、いとこのことだしな。」
純「迷惑だって思ってねーよ」
片岡「御幸。最初から落ち着いて対処してくれてありがとな。」
片岡「練習に戻るぞ。御幸。着替えてからこい。」
一也「は、はい…。」
礼「大丈夫よ。御幸くん。Aは私がここで見ておくわ。」
一也「ありがとう。礼ちゃん。」
21人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Aqua | 作成日時:2023年6月10日 15時