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A「部屋にいなかったとすると、室内練習場かな？」
ｿﾛｰﾘ
A(あ、いるいる。)
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
A「りょーすけ！！」
ｷﾞｭｰ
A「ただいま！」
亮介「ん？だれ？お前」
A「え？亮介？」涙目
亮介「代表入って、俺に言わずにアメリカに試合しに行った人なんて俺知らないんだけど。」
A「亮介。ごめん。」
亮介「俺がどんだけ心配したかわかってんの？急にいなくなって」
A「亮介の気持ち分かってなかった。泣」
亮介「だから俺ももう、Aに何も言わずにするから」
A「やだ。ごめん亮介！！許してよ！！｣
さすがの亮介もAが大粒の涙を流したら意地悪しすぎたなと冷静になってきた。
亮介「えいっ。」
A「いたっ！え？？」
亮介「チョップで許してあげる」
Aﾊﾟｯｧ!「亮介大好き！！」
亮介「えいっ」
A「だから痛いって！！」
亮介「ここでは亮介呼び禁止。」
A「えー。ダメ？」
亮介「ダメ。亮さんならいいよ？」
A「じゃあ亮さんでいいよ。」
亮介「呼び捨てがダメなんだからタメ口もダメに決まってるでしょ。」
A「えーー！春市も亮さん呼びで敬語なの？？」
亮介「春市は違うよ？兄貴呼びでもタメ口」
A「えー！なんで私はダメなのさ！！」
亮介「ん？何？チョップして欲しいって？」
A「え？やだやだ！！敬語に戻します！！！」
亮介「ならよし。」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
純「あ？なんだ？？Aじゃねーか！帰ってきたんだな！」
A「純さーん！！ただいま戻ってきました！」
哲「Aか。おかえり。」
A「哲さん！ただいまです！」
哲「ああ。ところでA監督のところにはもう報告してきたのか？」
A「Not going! I forgot!」(行ってない！忘れてた！)
A「I'm going now!」(今から行ってきます！)
ﾀﾞｯ!
純「あいつなんて言ったんだ？」
亮介「英語だったよね」
哲「ああ。焦って咄嗟に英語が出たんだろうな。3ヶ月近くアメリカに居たんだから。」
純「帰国子女かよ。」
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作者名：Aqua | 作成日時：2023年6月10日 15時
