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朝 合宿2日目
片岡｢A！｣
突然監督からAが呼ばれてピッチャー陣は驚いている。
そしてブルペン裏に連れていかれた
A｢なんですか？｣
片岡｢A。肩の調子はどうだ？｣
A｢絶好調です！フルで試合も投げられますよ！！｣
片岡｢そうか。この夏。お前への負担は増えるかもしれん。1年2人にも頑張ってもらうが、Aの力が必要だ。｣
A｢え！？やっぱりそうですよね！私の力が必要ですよね！笑｣
片岡｢調子に乗るな。｣
A｢はーい｣ｼｭﾝ
片岡｢今日からお前にはトレーニングをしてもらう。合宿が終わったあと30分。｣
A｢筋力トレーニングを増やすってことですか？｣
片岡｢ただの筋力トレーニングでは無い。ちゃんとトレーナーをつける。トレーナーが来る前は俺とクリスが見る。｣
A｢監督とクリス先輩が！！？｣
片岡｢それと食トレもだ。1週間に1回体重測定をし、ノートに書き込め。｣
A｢女の子に体重を聞くのは非常識だぞっ！♡｣
片岡｢どこに女子がいるんだ｣
A｢監督酷い！｣
片岡｢とにかく。夏の大会を勝ち進むためにはお前の力が必要なんだ。食トレも頑張れよ。｣
A｢はーい。｣
食堂
クリス｢A。食トレのことは聞いているだろうな。今から体重を測ってこい。そしてこのノートに書き記せ。｣
A｢了解です！｣ﾀﾞｯ
一也｢どうしたんすか？あいつ｣
クリス｢御幸には言っといた方がいいかもな。今日から食トレを開始だ。今の体重を聞いた上で量をどうするか決めるがな。しっかり見ておけよ。お前の宝物を｣
一也｢あいつの相棒なんで。しっかり見ておきますよ。もうあんな思いはさせないっす｣
体重測定中
A｢33.5キロ…。｣
食堂
ドヨーンとした顔でクリス先輩の前に立つA。
クリス｢何キロだったか？｣
ｽｯ…
クリス｢33.5キロ…。｣
亮介｢は？お前なんでそんな体重であんな球投げれるわけ？おかしいでしょ｣
一也｢A。食べよう。俺も一緒に食べるから。｣
A｢食トレ…食べるの苦手。今まで死なない程度にしか食べてないもん。｣
クリス｢今日からこの量を食べないとピッチング禁止な｣
そこには大盛りのご飯と、作りたての目玉焼き2枚に厚切りベーコン4枚。そしてみそ汁といった朝から贅沢なメニューになっていた。
A｢クリス先輩の鬼！！｣
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作者名：Aqua | 作成日時：2023年6月10日 15時
