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教室
(はぁー。まだお祭り騒ぎ終わってないだろうな。)
ガラガラ
わちゃわちゃ( ॑꒳ ॑ 三/ ॑꒳ ॑)/( ॑꒳ ॑ 三/ ॑꒳ ॑)/( ॑꒳ ॑ 三/ ॑꒳ ॑)/
一也「お前。素直に喜べてねーだろ」
A「え?なんで分かるの?」
一也「どれだけ一緒にいると思ってんだよ笑しかも俺お前の彼氏な?」
A「はは笑一也には敵わないな笑」
A「私悔しいんだ。チームの中でエースになりきれてなかったことに。世間は私を絶対的エースって呼ぶけど、私にはこのチームにいる期間が短すぎる。真由美さんの方がチームからの信頼が暑かった。これからの代表での課題はチームからの信頼だって思ったんだ。」
一也「おー。わかってんじゃん。今の自分の課題」
A「うん。わかってるからこそこの結果に納得いってないし、素直に喜べない。」
一也「でもよ、Aはそうかもしれねーけど、こいつらは純粋にAの優勝を喜んでやってる事なんだぜ?今はその事忘れて喜んでもいいんじゃねーか?反省はこれ終わってからでもできるしな!」
A「確かに。そうだね笑」
プルルルルル
A「監督からだ。」
一也「片岡監督?」
A「いや?前田監督。代表の」
一也「ああ。」
A「もしもし?」
前田「あー!A?もーなんで勝手に帰っちゃったのよ!晴香と一緒に!」
A「え、だって私たちビールかけ入れないし。高校に戻って早く野球がしたかったから。」
前田「Aたちの歓迎会と祝勝会をアメリカでしようってなってたのに!!」
A「え?す、すみません。」
前田「今日空いてないの?」
A「あ、今日から合宿が…あ。」
片岡「青道高校野球部監督の片岡です。うちの小湊がお世話になっております。今日小湊は、学校、部活休ませるんで一日中空いています。好きに使ってください。」
A「え?監督?何言ってんの?え、学校まで休み!?」
片岡「はい。はい。では、はい。失礼します。」
A「ちょ、監督!?学校まで休むことないじゃないですか!対して私疲れてないし!」
片岡「1番動くピッチャーが3ヶ月近く知らない土地で生活して初めて会う人たちと生活して、高校生が疲れないわけが無い。今日のオフは好きなように使いなさい。稲実の雛瀬も休みにしてるそうだ。」
A「晴香も?」
片岡「部屋に戻れ。そして疲れをとれ。明日はビシバシ行くからな」
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作者名:Aqua | 作成日時:2023年6月10日 15時