第五十四話 ページ7
最悪…すこぶる最悪。
昔からの老いぼれじじいみたいな古株ならまだしも、新しい奴らは面倒くさい。
なんで？そんなの決まってるでしょう、戦闘方法が分かりにくいからだよ！！！(コネシマレベルボイス)
一人でも救出に行けるだろうけど、私より大先生と仲が良い奴らを私は知ってる。
もし私が、私に親友ができたとして、その親友がピンチの時、助けられなかったら……辛い。
仕方がなくても、教えて欲しいと思う…きっと苦しい。
知り合って一ヶ月程度の私でもここまで苦しいんだ、何年もの付き合いの彼らは……どうなる？
スマホを取り出し、生徒会メンバー＋私のRINEで電話をかける。
なんかよくわからんけど、こうすれば、一気に全員と繋がれる。
出てくれるのを願いながら、戦闘準備。
特殊な靴の、足裏部分に一つづつナイフをセット。
袖に五つづつ入れて、太腿には五本づつ。
ジャケットには十七本、そして右手も一本ナイフをつ。
次は煙幕、光玉、癇癪玉を二つづつポケットに入れ、ガスマスクも持つ。
打撲用と切り傷、擦り傷用の薬、包帯、バスタオルもついでに。
救出後の事を考えて、お水とクリームパンも。
ハンドガンを左手に一つ、右ポケットに一つ。
替の弾も忘れずに。
暫くして、全員出た様だ。騒がしい。
大先生は……無理だろうけど。
カメラに映っていた、スマホを壊されている所が。
コ「どうしたん？マリ？」
ゾ「寂しくなったん？」
ロ「マリはお前とちゃうぞゾム！！」
オ「みんなで遊ぶめう？」
ト「今忙しいんや…用件はやくしてくれへん？」
ひ「ねえ、どうしたの？」
エ「大先生は出ませんね…」
『落ち着いて聞こうね？？…大先生が誘拐された』
「「「は？」はい？」」
反応はそれぞれ、でも、セリフは見事に被った様だ。
信じない様な声や、驚き、声は色々だけれど、理解は出来たらしい。
あまりにも煩いので、さっさと用件だけ言って終わりにする事にした。
『騒いでる所申し訳ないけど、セキウ組の奴らだよ。戦闘準備をしながら聞いて欲しいんだけど……』
大雑把だけどちゃんと理解できる様に説明する。
大先生が車に引きずり込まれた事、スマホが壊されている事、セキウ組の事、集合場所の事……
ト「もしそれが事実やったとして、なんでマリは知ってるん？」
警戒している、そりゃあそうだ。
簡潔に、でも誤解されない様に監視カメラの事を話した。
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通りすがりの腐女子ｨ！ - 控えめに言って神作者。 普通に言って神(×114514)作者 (2020年11月21日 20時) (
レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ファイトです！楽しみにしてます！ (2020年6月15日 6時) (レス) id: f4ba5b6840 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - レモンです。田中Jr.、田中って…脱獄ですよねww (2020年6月14日 18時) (レス) id: f4ba5b6840 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの…グルッペン･フューラーです。ヒューラーじゃなくて。 (2020年5月13日 14時) (レス) id: 251e5ea021 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - あんりさん、コメントありがとうございます！無理しない程度に頑張らさせていただきます！！ (2020年5月2日 12時) (レス) id: ca685f05f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：誰でしょう？ | 作成日時：2020年4月30日 8時
