第五十話 ページ3
トントンの看病により、一晩で風邪は治った。
でも、安全の為にもう一日学校を休んだ。
正確には、休まされた…だけどね。
…え？
私よりも女子力高いあの人なんなの？？
料理上手だし、優しいし、気を使うのうま過ぎる。
学校には来ちゃ行けません！…
ってお母さん？何、お母さん？？
お母さんなの！？？
そう聞いたら、ちゃうわ！！と帰って来たり……
風邪も治り、花園(例の秘密スポット)で、生徒会達とご飯を食べていた。
左の方でゾムとロボロがコネシマ達に食害してるのを眺めながら。
コ「ゾムぅ……もう無理やって……」
シ「俺…も…」
ゾ「ん、もっと食いたいって？しゃないなあ！」
ロ「喋ってるんやから行けるで！！」
エミさんと大先生は「ご愁傷様です」とか言って逃げたし。
私は病み上がりという事でトントンが庇ってくれた、マジで頭上がらんくなってきたぞ？
トントンと甘党達は嬉しそうに買って来たモンブランを頬張ってるし…
みんなやっぱり自由だなぁ…
ボーッとポークケチャップを口に運んでいると、ひとらんが声をかけて来た。
ひ「マリちゃん、後で外道丸見に行かない？」
『外道丸…？あっ馬さん！？』
思わず声が大きくなってしまった。
でもひとらんは楽しそうにコクっと頷いた。
お弁当を急いで片付けて、ひとらんと中庭へ向かう。
ひとらんが普通の道を行こうとするのを止め、森の中を歩いていく事を提案する。
何を隠そう、女子の目が怖い。
賛同の言葉を述べながら苦笑するひとらんと共に、森の中を歩いていく。
暫く歩いていると、前から騒いでいる声が聞こえた。
嫌な予感がして小走りにする、ひとらんは止まって剣刀を取り出して……ってどこから来たんだよ！！？
携帯を取り出し、録画をオンにする。
森の縁につくと…あら不思議、ヤンキー達がお花を抜いてるじゃ無いかあ……
頭に血が上っていく。
録画をオンにしたままの携帯を内ポケットに入れ、息を吸い、飛び出る。
ヤンキー達は一切此方に気づていない様子。
走った勢いのままリーダー格の男の首元に蹴りを入れる。
『なぁにやってんだぁあああ！！』
なんて怒鳴ってないからね？ね？？
折れたら困るし、手加減はしたからね…偉いわ私。
残る男共は六人程、全員バッとこっちを振り向いた。
屈んで花を潰してるのが二人、突っ立っているのが四人。
内三人はシャベル持ち…人数は彼方の方が多い。
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通りすがりの腐女子ｨ！ - 控えめに言って神作者。 普通に言って神(×114514)作者 (2020年11月21日 20時) (
レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ファイトです！楽しみにしてます！ (2020年6月15日 6時) (レス) id: f4ba5b6840 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - レモンです。田中Jr.、田中って…脱獄ですよねww (2020年6月14日 18時) (レス) id: f4ba5b6840 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの…グルッペン･フューラーです。ヒューラーじゃなくて。 (2020年5月13日 14時) (レス) id: 251e5ea021 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - あんりさん、コメントありがとうございます！無理しない程度に頑張らさせていただきます！！ (2020年5月2日 12時) (レス) id: ca685f05f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：誰でしょう？ | 作成日時：2020年4月30日 8時
