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「申請いったと思う。」
「あ、これかな？たる……え？茅ヶ崎さんもたるちファンですか？や、レベル高……もしかして本人？」
段々声が小さくなっていくのは、周りにバレないようにという彼女なりの心遣いだろうか。
「茅ヶ崎さん"も"？」
「私、実はたるちさんめちゃくちゃ好きなんです。ん？ちょっと待って、推し=推し=仕事仲間？や、無理すぎる。」
「引かない？」
「え？」
「いや、会社と実況の時とだいぶキャラ違うしさ。それに役者としてのイメージも崩しちゃったかなと思って。」
「茅ヶ崎さん。」
彼女は俺を見つめてぴんと背筋を正した。
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作者名：桃 | 作成日時：2020年3月25日 23時
