検索窓
今日:26 hit、昨日:3 hit、合計:109,348 hit

15 ページ16

彼女の予定がある日と俺の稽古の日を避けてアニカフェの日程を決めた。その相談をしていたために彼女とのLIMEはすっかり日課になってしまった。アニメの感想とかゲームのガチャ結果のスクショとか些細な話だけど何となく続いている。

会社では相変わらず事務的なやりとりのみだ。彼女が段々慣れるにつれてサポートをすることも減り、会話の機会も減ってしまった。
あれ、一緒にアニカフェ行こうって仲なはずなのにな?そしてそれはいよいよ明日なんだけどな?

LIMEではその話もするしまあまあ盛り上がるのだが、実際に会話しないと実感がわかない。もしかして俺が思ってるほど親しくなってない?嬉しくてゲームやアニメの話題を送っちゃってるけど実は迷惑してたらどうしよ。彼女がLIMEくれるときも気を遣ってるだけだったりして。

そんなことはない、と思うのだけれど一度気にするともやもやしてしまって、仕事とにらめっこしつつも頭の中は藤沢さんのことばっかりになってしまった。集中できないな、トイレ休憩(ゲーム)でリフレッシュしてこようかなと思っていると、

「茅ヶ崎さん。」

まさに悩みの種だった藤沢さんから控えめに声をかけられた。

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
設定タグ:A3! , 茅ヶ崎至   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年3月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。