パーソナリティウイルス ytym ページ19
yt side
『 ゆうてぃ 』
『 ゆーとくん 』
『 ゆうと 』
何だって、君はそんな俺の心をかき回すんだ。
俺のことなんか、好きじゃない癖に。
涼介「 知念、今日、家来る？ゲームしよ、ゲーム！ねーえ！ちねーんっ！」
侑李「 分かったから！離れて、暑苦しい 」
涼介「 …照れくさい、の間違いじゃねえの？」
侑李「 う、うるさいっ 」
光「 …見せつけてくれるよなぁ 」
宏太「 ん？なに？俺らもシたい？」
光「 …お前が言うとそーにしか聞こえねんだよ。ばか 」
大貴「 いのちゃん、クーラー強くしていい？」
慧「 ばかじゃねえの。もう17℃にしてんだから、やめなさい 」
大貴「 えーっ！あっちぃもんっ」
慧「 んじゃあ、脱ぐ？」
大貴「 ばっ…！」
雄也「 もー、いいけどさ。二組とも、ここで始めないでよ？」
圭人「 そーだよー、やまちゃんたちもね 」
「 やぶひかは始めても大丈夫だよ！カメラセットしてるからね！」
光「 おいばか、ゆーとごら 」
グループ内恋愛が多い中で非リア組に入る俺は、密かにやまのことが好きだ。
侑李「 涼介、ほんとに…メンバーの前で、やめてよ 」
涼介「 えー、なんでだよぉ 」
侑李「 それは…っ 」
まあ、隠しきれてないみたいだけど。
でもさ、分かってる。
自分じゃダメなことくらい、分かってるから言わない。
やまが求めているのは、甘やかしてくれる彼氏ではなくて、甘えてくれる彼女だから。
そしてそれは後者の知念であって、前者の俺ではない。
涼介「 ちぇっ…あ、ゆーとくん！今日さ、飯行かね？ゆーとくんが好きそうな日本食見つけたの。どうかな？」
だけど、そんな風にメンバー扱いされると、数年前を思えばそれでもいいかなって思えてしまう。
側にいられなくなるのだけは避けたくて
だけど、いつだって隣で笑っていて欲しくて
「 勿論。だけど、知念と圭人も暇ならセブン会にしない？」
涼介「 へ？ああ、うん、いーけど 」
矛盾している俺の心は、いつしか悲鳴をあげていた。
「 知念、圭人、今夜暇？」
侑李「 …僕はちょっと 」
圭人「 俺は大丈夫だよ 」
「 じゃあ、俺と圭人とやまで、飲みに行こうか 」
二人きりで肩を並べて食事、なんて、苦しいだけになってしまった今はもうきっと俺の心が麻痺してる。
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こさこ(プロフ) - こんにちは(*´ｰ`*)すごく表現が綺麗なお話がいっぱいで夢中になって読みました◎とくに最後のゆといのちゃんのお話すっごく続きが気になります…!!(←ゆといの厨なので)素敵なお話をありがとうございました！ (2018年1月8日 17時) (
レス) id: 4f9f600403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽
| 作成日時：2017年4月26日 16時
