幸せ ページ27
in side
楽屋に戻ると真っ先に大ちゃんが俺へ駆け寄ってきた。
子犬みたいにクリクリした瞳が今日はより一層輝いていて、自然と笑顔になる。
大貴「 こんっの幸せ者〜！」
「 へへ。いやあ、お騒がせしてますう〜 」
大ちゃんと突きあっていると、背後からただならぬ視線を感じて…咄嗟に振り向く。
「 …りょ、すけ 」
一気にくる重みが愛しさと比例していると思うと、何故だか足りないと感じてしまう。
涼介「 ねー、俺も混ぜてよ？」
大貴「 …んな目でみんなよ。俺は知念一筋だっつの！」
侑李「 そうじゃなかったら困るんだけど 」
大貴「 …や、山田のせいで俺は明日立てねーよ！」
涼介「 ふっ…ばーか！俺の慧は意識もないくらいにしてやるわ 」
「 ちょっとそこのおバカさんたち、いったん落ち着いて 」
…そういえば、最近知ったんだけど
大ちゃんと知念のバカップルは、どうやら知念が上らしい。
想像、出来なくもないけど…あの知念がねえと考えると何だか感慨深い。
涼介「 なーに考えてんの？」
「 知念が上…」
涼介「 へ？」
「 へ…あ、いや、何でも……ってあれ？大ちゃんと知念どこ行った 」
涼介「 あー…察してやって 」
「 さっし…ああ、そーいうことね 」
そーいえば、薮と光もいない。
あそこは薮が光大好きで、光が何より一番だから抱き潰す…なんてことは無いだろう。
ただ、かなり溺愛してるから激しーことには変わり無い。
涼介「 …ねーさっきから、俺のこと頭の片隅にもないんじゃない？」
「 そんなことないよ？」
涼介「 嘘だ… 」
裕翔が始まった、って笑って圭人がそーなると山ちゃんは止められないねって他人事みたいに呟いて
�睫擇呂�ーき読みまーすって手をヒラヒラさせて出てった。
結局皆んな "空気を読んで" 出て行った。
あーあ、つまんないの。
「 皆んな出てっちゃったね？…何する？」
衣装さんから貰った今回の収録の衣装を着ながら、俺の背後のソファーに項垂れてる涼介に声をかける。
涼介「 んー…」
間延びした返事が返ってきて、もしや…
「 ふふ…お疲れ様 」
寝顔まで綺麗な俺の旦那さんは、どうやら疲れ気味のようで
普段人の前で寝たりしないけど今は俺だけしかいないからか安心しきって寝てる。
…涼介の寝顔を見つめて、ふと思った。
幸せって何だろう。
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ふるは(プロフ) - やまいのさん。好きなのでとても幸せです。 (2018年12月16日 10時) (
レス) id: df18d22876 (このIDを非表示/違反報告)
はっぱっぱ(プロフ) - やっと読めました・・・！暇になったので一気読みしました笑 やっぱりこのお話最高です、！山田くんと伊野尾くんの美しい画が浮かんできたくらいです・・・！これからも何度か読み返させて貰います♪ (2018年2月9日 16時) (レス) id: 296b5b94d2 (このIDを非表示/違反報告)
Kasumisou*(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします(＊´ｖ｀) (2018年1月25日 2時) (レス) id: 76a2f85b45 (このIDを非表示/違反報告)
神楽(プロフ) - Kasumisou*さん» ご指摘ありがとうございます。後悔し忘れておりました、申し訳ありません。再度公開させていただきました。これからも至らない点ばかりだとは思いますが作品共々宜しくお願い致します。 (2018年1月24日 22時) (レス) id: d1428fae49 (このIDを非表示/違反報告)
Kasumisou*(プロフ) - あの、愛しいから契りに変わる時の話って、飛んだりしてますか?違和感を感じたのでお伝えしようと思いました。私の勘違いなら、気にしなくて大丈夫です！これからもお話楽しみにしています。 (2018年1月24日 21時) (レス) id: 76a2f85b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽
| 作成日時：2017年3月18日 15時
