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322話 ページ23
朱夜「あ、ありがとうございます」
フブキ「朱夏さん・・・まるで朱夜ちゃんに対するハルヤ君ね」
小間「だね・・・(汗)」
朱夜side
朱夜「朱夏さん、此処は何処なの？」
朱夏「月じゃ」
朱夜「・・・月！？」
朱夏「そうじゃ。じゃが安心しろ、此処ら一帯はエンマが〔結界〕を張って息ができるようにしている」
朱夜「それは嬉しいんだけどね！？月って！」
朱夏「あとな、朱夜」
ん？
朱夏「此処では〔変身〕も〔憑依〕もできないんだ」
朱夜「なんでですか！？」
朱夏「｛妖怪｝や｛怨霊｝は地球のエネルギーで動いているんだ。だから地球ではない此処では活動できない。白虎達も｛妖怪｝に近い存在だからな、同様の理由で呼べぬのだ」
朱夜「そっか・・・あれ？朱夏さんいちおう｛妖怪｝ですよね？なんで活動できてるんですか？」
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