Y学園の転入生はオーガの使い手！（four）

249話 ページ50

朱夜「まぁまぁ、ジンペイ君落ち着い・・・て・・・」


ｶｸﾝ


マタロウ「朱夜さん？」


ｽｯ


朱夜(朱夏)「ようやくこのYサークルに来たか、Yの力を持ちし者よ」ｷﾘｯ


小間「なんか雰囲気変わった！」


朱夜(朱夏)「はじめましてだな、妾は朱夏と申す。御主達に伝えるべき事を伝える為に、少々意識を借りている」


フブキ「朱夏って・・・つまり貴女［鬼姫］って事？」


朱夜(朱夏)「そうだ。Yの力を持ちし者よ、御主らの真の敵はエルゼメキアではない」


ジンペイ「なんだと！？」


朱夜(朱夏)「"今の"御主らの敵は、［星喰いのマゼラ］だ」


小間「［星喰いのマゼラ］・・・」


リュウスケ「今のって・・・なにやら含みがある言い方だね」


朱夜(朱夏)「御主らはまだ知る時ではない。［黒い太陽］はまだ目覚めておらぬからな」


マタロウ「［黒い太陽］・・・第1のYサークルの古代人のメッセージにもあった言葉・・・」


朱夜(朱夏)「さて・・・久しぶりじゃな、バケーラ、ゴロミ、ブルポン」


バケーラ「バケ！？」


ゴロミ「なんでアタイらの名前を……！？」


ブルポン「それに久しぶりって・・・僕達は君と会った覚え無いよ？」


朱夜(朱夏)「そうか、妾の事は思い出せていないのか・・・まぁ良い。また会おう、"ミケッティオ"」


フブキ「ミケッティオ？」


ｶｸﾝ


ｽｯ


朱夜「あれ？私、どうしたの？」


リュウスケ「［星喰いのマゼラ］・・・そして［黒い太陽］にミケッティオ・・・どうやらまだ色々ありそうだね」


マタロウ「ですね・・・」

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