彼女は最弱のはずだった【stpr】

７限目 ページ8

ななもり。side

俺が、「延長で」と言った瞬間、全員でその子に飛びかかる。

各々、能力を駆使して。でも、

『遅い』

全部避けられる。

動きが別人…！

桃「うぉっ、とっとっ…」
青「はっや！」

さところは、驚きつつもまた近付く。

２人のは、近距離(の方が有利)能力だからな…

さとみくんの能力は「動物」。

手の形を鳥にしたり、猫にしたり。

足の形を犬にしたり、チーターにしたり。

動物が大好きなさとみくんだからこそ、使いこなせる能力。

ころちゃんの能力は「声」。

簡単に言えば超音波。近付けば近付くほど、威力は絶大。

歌声と、普段の声を操る(？)、ころちゃんにしかない能力。

刹那、キィィィィィンと耳鳴りがする。

これ、ころちゃんの殺人超音波…！！

こんなに離れててもきついのに、Aちゃんはビクともしない。

おまけに、ころちゃんを吹っ飛ばした。

青「い"って"っ！」

ころちゃんは、俺らの後方まで飛んで行った。

青「よっと…うわっ！？」
桃「！あれ！？」

いつの間にか、Aちゃんはころちゃんの元へ。

赤「早っ…！？」
黄「わっ…」
橙「っ………」
紫「すごい…」
『…あんまり、Ｅランクだからってなめない方がいいと思うよ』

それと同時に、ころちゃんの叫び声が。

しばらくすると、ころちゃんの声は聞こえなくなり、Aちゃんが戻ってくる。

桃「……ころんに何した」
『…気絶させた、だけ』

あれが…Aちゃんの本気…

俺らの何十倍も強い…

悠「あっはっはっはっwwwwwwおまwwwww何そのキャラwwwww最高wwwww作んな作んなwwwwwwww」
『だぁぁぁぁぁっ！うるせぇぇぇぇぇっ！！このキャラで何が悪ぃんだよばかぁぁぁぁっ！！！』

あ、あっちが本性か。
✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡..:・✽・:..｡o¢o｡.✽
【らいたーるーむ！】

理事長性悪過ぎるだろ()


【次回予告！】

………流石に煽りすぎじゃない？

お楽しみに！

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