彼女は最弱のはずだった【stpr】

３３限目 ページ38

夢主side

『とりあえず、今日は帰る？回復しなきゃでしょ？』
紫「うん…」
橙「さとちゃーん、ころん持ってー」
桃「むり、疲れた」
黄「僕莉犬持つんで、ジェルくんころちゃん持ってって下さい」

ころりーぬは疲れ果ててというか、魔力不足で寝てる。

圭「…………」
悠「…ほら、帰るぞ」
圭「わーってるわ」

なんか暗いね、圭にぃ。

まぁ別にいいけど()

学校に戻って、医務室で回復。

紫「それでさ、そのあとさとみくんが吹っ飛んできたわけ」
桃「あー、あれな」
『そりゃ大変だ。さとみが吹っ飛ばされるほどの威力だなんて』

莉犬とか死ぬんじゃない？

なーくん達に戦っている時の話を聞きながら、回復を進めていく。

この中で一番傷が深いのは莉犬。

莉犬、この中で一番すばしっこいけど、この中で一番ちっさいから…ダメージが他より多めに入る。

赤「うぅ…いたぁい…」
『ちょっと安静にしてな』

私完全回復出来るけど、魔力ギリギリなんだよねー。

ちなみに、ころんはまだ爆睡してる。

莉犬は痛みで起きたらしい。

黄「…………」
橙「るぅとどしたん？」

ジェルの一言で、全員の視線がるぅとに向く。

黄「…僕、なんも出来なかったなぁって…ほとんど守ってもらってばっかでしたし、能力も音量負けしちゃって…サブ能力もあんまり役に立たなかったし」

るぅとの能力は…「音」だったっけ。

あの魔獣、声デカかったもんな…

るぅとは、このメンバーの中で、一番傷が少ない。

紫「そんなことないと思うけどなぁ」
桃「俺、お前いなかったら死んでたし」
赤「俺も、るぅちゃんいなかったら死んでたよ…」

そういや、るぅとはあんまり戦闘に参加出来ないからってサポートしてたんだっけ。

いいことじゃん。
ﾟ+o｡◈｡o+ﾟ+o｡◈｡o+ﾟ+o｡◈｡o+ﾟ+o｡◈｡o+
お腹空いた(((現在ＡＭ６：３０)

朝ごはん食べてきます…

部活も頑張ります…ハイ…

３４限目→←３２限目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す