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「釘崎野薔薇、喜べ男子。紅一点よ。」

彼女は釘崎野薔薇ちゃん。
そして皆で自己紹介。と言っても生徒2人が紹介してんだけどもね。

ピンク色の頭の子が虎杖悠仁くん。
見た目はやんちゃそう。けど、器用そうな子。

話を聞いていたら、
「私ってつくづく環境に恵まれないのね」
なんて事を野薔薇ちゃんが呟いていた。


「そして3人に紹介しよう。恵は知ってると思うけど。」
そう悟は言って僕を前に出す。

『っ……。』
「呪術高専の教師の京極A先生でーす☆」
こう紹介されるとは思ってなかった。

『呪術高専で教師をしてます。京極Aです。頼りにならないかもしれないけど、相談はのれるから些細な事で何かあれば話してくれるとありがたいな。』
一応、紹介はした。

「「………。」」
「今日はA先生も一緒なんですね。」
『そうだよ。さと……五条先生に言われてね。』
「ねぇ、何で今名前から苗字になったの?!そのまま名前でいいじゃんー!」
『公私混同はさ、避けたいの』
少し焦り気味で答える。

「あー、何となく分かります。」
「でも、生徒呼ぶ時は名前だよ?」
『そ、それは』
「五条先生、嫉妬ですか?」
「嫉妬だよ?」
「醜いからやめた方がいいですよ」
「いいじゃんー!僕のAなんだからー!」
『ちょっ……。』
僕を後ろから抱き締める悟。僕は咄嗟に彼の口を手で覆い隠す。

「……伏黒……。」
「何で……知ってんだ。」
「え?何が?」

「何、あの先生!綺麗じゃん!美人じゃん!優しいじゃん!!」
「かぁっー!!!女の私が負けるなんてっ……。」
なんかよく分かんないけど、暴れてる初対面の2人。

『えと…。』
「A先生、ほっといていいですよ。五条先生、これからどっか行くんですか?」

いい加減離れて欲しい。重い。

「フッフッフせっかく1年が3人揃ったんだ、しかもその内2人はおのぼりさんときてる。行くでしょ__」

"「東京観光」"

何言ってるの?

「え゛」
あぁ、恵くんも同じこと思っててくれてた。良かった。

けどやはり、東京を知らない子達からしたら嬉しいか。
TDLやら中華街やら色々言ってる。いや、どちらも東京じゃないんだけどね。

「では行き先を発表します。」
悟が告げると、恵くん以外の2人は跪いた。

「六本木っ!!」
え?

_____________

「いますね、呪い。」
僕らは霊園の近くに建つ廃ビルにいる。

そこまで対した呪いじゃなくて良かったよ。
まずそんな所、悟が選ばないか。

「野薔薇、悠仁___」

ぬ→←ち



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きょーや(プロフ) - 洸さん» こんばんは!リクエストありがとうございます!続編の「比翼連理な毎日」の「求漿得酒」をタイトルに書かせていただきました。洸様のリクエストにお応え出来ましたら幸いです。 (2022年5月3日 23時) (レス) id: 63ac262d52 (このIDを非表示/違反報告)
- あの、リクエストしてよろしいでしょうか。酔っ払った夢主と五条さんの話が見たいです。気乗りしなければ見なかったことにしてください。 (2022年4月23日 19時) (レス) @page41 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きょーや | 作成日時:2021年9月17日 1時

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