ゆ ページ48
数日後。
「いやぁー!指の呪霊だけじゃなくってさ遺体を調べてビックリ!!なんと例のブツの受肉体だったの」
「特級相当を各個撃破!!今年の1年は豊作だね。僕の指導者としての腕がいいのかな?」
悟の電話中にどうもこんにちは。
前回はとても見苦しい所をお見せしてしまいましたね。
本当にごめんなさい。いつもはあんな感じではないです。本当に許して切実に。
野球という名の東京校と京都校の交流会が終わり、その数日後には任務先で東京校の1年生3人が3人とも、特級にほど近い呪霊を倒したのだ。
ボロボロで帰ってきた時はびっくりした。
野球では協力的なところ、喧嘩するところ、嬉しくて舞い上がるところ、悔しがるところが見れて僕も一喜一憂出来ました。
んでことで悠仁くんのホームランのおかげで勝ったのは東京チーム。
おめでとう!
そうそう、悟の電話の内容で聞くところによると八十八橋で恵くんは領域展開、悠仁くん、野薔薇ちゃんは黒閃を打つ事が出来たらしい。
嬉しい朗報だ。
こっそり教えてくれたよ。こっそり。
悟が電話を終わせた。すかさず僕は声をかける。
『あわっ、ちょ、悟!!手伝ってよ!』
「んーやだー」
資料の整理整頓。少し手伝ってくれたっていいのに。
『んもー、お菓子作らないよ?』
「ぶーそうやってもので釣る。」
『悟も僕をオムライスで釣ろうとしたでしょーよ。』
片付けながら返事をする。
「あの時はAが泣いたからじゃん!」
『悟が許してくれないから』
「むぅー……ん?」
悟はなにかの資料を取って読み始めた。
僕はやっとやる気になったか思い、他の所を整理してくると彼に話しかける。
『ちょっと向こうの資料やってくるよ。』
「ねぇA」
『ん?』
「いつもありがとう。僕のそばに居てくれて。僕はAだけを愛してるよ。」
急な感謝と愛の告白。
僕ら2人だけの空間と静寂が訪れ、何故か虚しくなった。
不吉だけども彼がこれからどこかへ向かってしまうと確信した。
多分これから起きることは前知が見えなくてもわかる。
けど、そんな事教えたくない。行かないでなんて言わない。
言ったらこれこそ彼の負担になる。
また会えるって信じているし、これからも一緒にいるって分かってる。
悟が約束を破るはずはないんだ。
だから僕は
__
ペラッ
ペラッ
「傑、僕はまだ」
95人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きょーや(プロフ) - 洸さん» こんばんは!リクエストありがとうございます!続編の「比翼連理な毎日」の「求漿得酒」をタイトルに書かせていただきました。洸様のリクエストにお応え出来ましたら幸いです。 (2022年5月3日 23時) (レス) id: 63ac262d52 (このIDを非表示/違反報告)
洸 - あの、リクエストしてよろしいでしょうか。酔っ払った夢主と五条さんの話が見たいです。気乗りしなければ見なかったことにしてください。 (2022年4月23日 19時) (レス) @page41 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きょーや | 作成日時:2021年9月17日 1時