『2005.12.07 13:47』 ページ38
「A、一緒にゲームしようぜ」
『悟、ごめんなさい。ちょ、ちょっと用事が』
「えー早く終わんねぇの?」
『うん』
-翌日-
「Aー買い物行k」
『ごめんなさい!これから任務で…』
「おーけー」
-翌々日-
「Aー飯食いn」
『すみません。体術練習の予定が』
「あ、うん」
-翌翌々日-
「Aー」
『悟、すぐるが呼んでましたよ!』
「……。」
-あー、5日目-
「あ、A。」
『悟、また後で!』
「……。」
「って事があったんだけど、俺なんかした?」
「ンッ…フフッ。」
真剣に話してるな中、笑ってる
「笑ってんなよ」
「すまないっ」
よく分かっかんねぇ小難しい本を読みながらも聞いてくれる傑。
「Aと遊びてーし、抱きしめたいし、一緒に寝てーし」
「最後だけは許さないよ。」
「俺、嫌われる事した?」
「ただの思い過ごしだと思うけれども?」
思い過ごしだったらどれだけ嬉しいか。
でもさ?俺らの界隈じゃ狭い世界で顔見知りは一つや二つあるわけでさ、親しい俺を差し置いてそこまで親しくない違う奴と連んでると思うと生きていけなくなる。
呪霊だけじゃなくて人間までも寄せ付ける体質なのに、変な奴に捕まったりしたら……考えるだけで心配だわ。
「A不足で生きていけない」
「どのぐらい口を聞いてないのだい?」
「んー1週間」
「思ったより長かった。」
1週間口を聞かなかったのは何時ぶりだよ……いやねぇーな。1度もない。
傑もないだろう。Aと1番に思い出が多い男なんだから。
2人が口を聞かないのは地球消滅と近い。
俺よりも先に傑に報告するもんなぁー。
俺、その次の次。下手したらその次。
やっぱり嫌われてる?
「あ゙ー!!もうー!次会ったら、無理やり」
「だから、許さないよ?」
「ぶー」
ちょっとくらいいいじゃんか。傑は過保護すぎんだよなぁ。
なんて言うんだろう……そうそう、母親みたい。
傑ママン。ちょっと笑えた。
『悟!』
「A!!」
『ぐふっ……苦しい!』
顔を見るだけでも嬉しいけど、今はもう名前を呼んでくれた事だけでも嬉しくて椅子から飛び出して抱きしめた。
「A、私にも欲しいな」
『ん!……ぎゅ』
「ありがとう」
ちょっとイラッと来たけど許す。
会ったら絶対俺たちはギュッて抱きしめる。
抱きしめたいのもあるけど、Aの精神安定ためだ。
ま、その話はまた今度。
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きょーや(プロフ) - 洸さん» こんばんは!リクエストありがとうございます!続編の「比翼連理な毎日」の「求漿得酒」をタイトルに書かせていただきました。洸様のリクエストにお応え出来ましたら幸いです。 (2022年5月3日 23時) (レス) id: 63ac262d52 (このIDを非表示/違反報告)
洸 - あの、リクエストしてよろしいでしょうか。酔っ払った夢主と五条さんの話が見たいです。気乗りしなければ見なかったことにしてください。 (2022年4月23日 19時) (レス) @page41 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きょーや | 作成日時:2021年9月17日 1時