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3階の他の教室の呪いを倒し、2階へ。

2階で1番呪力が多く感じるのは理科室。定番だ。
学校の怪談なのか?未だに信じている子はいるんだな。

『お決まり過ぎてちょっと笑えてしまう。』

理科室は先程の音楽室とは全く異なり警戒が強くなる。

『……っ…危なぁ。びっくり。』
液体が入ったビンを投げられ、避ける。
もしその瓶が人間に害するものだったら重症ではすまないだろう。

薬品や繊細な器具が多い。危ない薬品などもあるだろう。
音楽室にも楽器がそのまま、家庭科室もそのままならば、理科室も残っていると考える。

『液体、気体に対して固体は向いてないね。けどっ』
投げてくる器具等を避け、教室の1番後ろ、真ん中の机を壊しに壊す。
そこにいる呪霊を倒し消えていった。

『……机壊しちゃった。今考えたら行けない事してるよね?まぁ、いいか』

呪具の使いも大体は出来る。しっくり来るのは刀と弓だ。
だから、京都の2人に細かく教える事が出来る。
長柄は、それほど得意ではないけどそれなりには出来るし、練習あるのみ。
でも今は呪具と言っていいのか迷う。確かに僕の呪力で覆ってはいるけども。


『普通にバレバレだよ。人体模型とか動くのかな…っ?!!』
しまった。不意打ちを食らった。
人体模型自体の気配が全くなかったため動くのに数秒かかってしまい、体を後ろに投げ出される。

「……グガっ……かガ…ヵガく」
人体模型が呪いで動いていた。

『…ゥ……痛ったぁ。』

後ろの壁にぶつかる位で机とかがなくって良かったと心の底から思う。
間一髪腕でガードをしたのが良いアシストだったのだろう。
そこまでの負傷はしていない。

また戦闘態勢に戻り、相手を伺う。

最初の動きが重要だ。相手が動いたら取れる。
静寂が反対に煩く感じる。動かない呪い。一瞬も見逃せない。

鼓動の音が速くなる。ドクンドクン……ドクン

『っ!』

それは一瞬だ。
呪いが襲い掛かって来る。

その瞬間を見逃さず呪いを触り術式を発動。

『集散術式……古っ!!』

呪いを分解して祓った。
呪霊も固体なら術式も使える。

分解されていく人体模型。動くことの無い模型。
散らばる内臓のパーツが一部破裂していた。

『集中力切れるのはやいな…しっかりしないと!』

2階の次の教室へ向かった。








___________

「伏黒ー」

「なんだ」

「A先生ってどんな人なの?」

「……良い人。」

「見りゃあ分かるわ!」

「…俺を……支えてくれた人…」

そ→←た



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きょーや(プロフ) - 洸さん» こんばんは!リクエストありがとうございます!続編の「比翼連理な毎日」の「求漿得酒」をタイトルに書かせていただきました。洸様のリクエストにお応え出来ましたら幸いです。 (2022年5月3日 23時) (レス) id: 63ac262d52 (このIDを非表示/違反報告)
- あの、リクエストしてよろしいでしょうか。酔っ払った夢主と五条さんの話が見たいです。気乗りしなければ見なかったことにしてください。 (2022年4月23日 19時) (レス) @page41 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きょーや | 作成日時:2021年9月17日 1時

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