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ページ17

僕は恐る恐る振り返る。

そこには、本当に本物の虎杖悠仁が動いていた。
『悠仁……く…ん?』

僕は無意識のうちに彼に抱きついていた。
「え、A浮気?え?ちょ」

『ごめんね……ごめっ、んね……っ。』
「A先生が謝る事じゃないよ。」

『悠仁くんに起こる出来事が分かってても?』
「そっか……でも、あそこで先生が来てたら俺は今生きてなかったと思う。」
『…え?』
彼から離れてどういう意味なのか聞く。

「何となくだけど、俺も死んでたし、俺の中の宿儺も死んでたと思う。」
『……。』
「本当に何となくだけど。」
手をグーパーして動く事を確認している悠仁くん。

「Aー!浮気はいけないよ?ね?彼氏を置いて何他の男と抱きついてるの!」
『悠仁くんだよ?可愛い生徒が生きてたんだよ?』

「確かに可愛い生徒で、2人の抱き着いてる所を写メで撮りたかったけども!」
『何その要望』

「え?俺は別にいっけど!」
『悠仁くんまで……』
「それなら伏黒と釘崎もいれて撮ろうぜ!」
『……え?』

「はい、僕の生徒最高!!!分かってらっしゃるー!」
『何これ』
「絶対撮るから。交流会で撮ろー。」
悠仁くんが生きてた事に免じていいか。

「A、明日か明後日ぐらい恵達の様子見てきて。」
『わかった。でもなんで?』
「交流会まで1か月ぐらいだから……まぁ、2年の子達が扱きに扱きまくってると思うけど。」
これは、交流会が楽しみだなぁ。

『悟は?』
「悠仁をみる。」
そっか死んだとなって急に出てきたら怖いよね。驚くよね。
けどちょっと寂しいかも。悟と一緒に入れたのに…こればっかは仕方ないかぁ。

『わかった…。』
「大丈夫、次の仕事は一緒にしてもらったから♡」
『え?本当なの?え?』
「うん、本当。」
ピースをする悟。というか心を読むな。

『ど、どどどど……ど?ど?』
「細かい事は気にしなーい。」
『いやいや、ちょっ!』
悟は僕を部屋から追い出す。

『……後で殴っていいかな?』


_________

にしても夏だなぁ。
僕は追い出されて外に出ている。

『暑いねぇ。』
それもそうだ。僕はずっと長袖だ。
通気性の良い服を着たとしても黒+長袖は、外歩いてても暑くなる。
だからなのか肌が白いと言われる。

『好きで長袖着てるわけじゃないけど…。』
好きで着ているわけじゃない。なら半袖を着ればいいと思うだろうが、着れない理由があるのだ。

『嫌だな………早く……殺したい』
殺したところで何も変わらないけども。

よ→←わ



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きょーや(プロフ) - 洸さん» こんばんは!リクエストありがとうございます!続編の「比翼連理な毎日」の「求漿得酒」をタイトルに書かせていただきました。洸様のリクエストにお応え出来ましたら幸いです。 (2022年5月3日 23時) (レス) id: 63ac262d52 (このIDを非表示/違反報告)
- あの、リクエストしてよろしいでしょうか。酔っ払った夢主と五条さんの話が見たいです。気乗りしなければ見なかったことにしてください。 (2022年4月23日 19時) (レス) @page41 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きょーや | 作成日時:2021年9月17日 1時

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