【ONEPIECE】モブの憂鬱 (ページ4)

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4話ページ4

〜数時間後〜

田中｢おい、A！起こしてくれって頼んだじゃねぇ...か...｣

田中はイライラしながら稽古場にやって来たが、Aの状態を見ると、イライラなんてすぐに吹き飛んでしまった。

Aは頭にたんこぶをいくつも作り、倒れ込んでいたのだ。

田中｢おいっ！Aッ!!許せねぇ、いったい誰だよ、ここまでする必要ないだろ!?｣

ライムジュースとAの約束を知らない田中は涙目になりながら叫んだ。

一方その頃

ﾗｲﾑ｢?｣

ライムジュースはルウに作ってもらった軽食を食べていた。
寒気がした気がしたが、気にせず軽食を食べ続けた。

さらに30分程後、、、

『...ん、?? 』

Aは意識を取り戻した。

田中｢Aッ!!｣

頭には氷が乗っけられている。
どうやら、田中によって医務室まで運ばれたようだ。

ﾎﾝｺﾞｳ｢目ェ覚めたか｣

『あ、はい。ありがとうございます。』

ホンゴウさんは怪我したらすぐ言えよなんて言いながらAの頭を撫でてきた。

『ちょっ！くすぐったいです!!』

ﾎﾝｺﾞｳ｢そうか、そうか｣

ホンゴウさんは更に笑いながら頭を撫でてきた。

ﾎﾝｺﾞｳ｢あっ、そういや田中。お前、ベックマンに呼ばれてたぞ。｣

田中｢えっ、俺なにかしたっけ……??｣

心当たりがありすぎて、逆に分からないようである。
田中は首をかしげながら、副船長の部屋に向かった。

ﾎﾝｺﾞｳ｢ほら、Aも目覚めたならさっさと戻れ。｣

『はぁ〜い、』

Aは特に行くあてもないので自室に戻ることにした。