弓場さんのはとこはとても優しい (ページ2)

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出会いは突然にページ2

「うぅーん」
「えっ、何これ？！」
私は原田美奈
18歳
今、白くて大きいダンゴムシ？みたいなのに殺されそうでーす
「誰か助けて」
と言っても聞こえるはずはなく、
「考えろ、考えるのよ原田美奈。大体体が大きいに人とかは動きは大きいけどやる事は単純、だとすると相手の行動を見きれれば何とかなるはず。」
「ふっ、ほっ、はっ、」
「きゃっ」
しまった。やられる
？「大丈夫かい？お嬢さん。」
「だっ誰？」
嵐山「俺は嵐山准だ」
「君は？」
原田「私は原田美奈です。」
「助けて下さってありがとうございます」
嵐山「無事なら何よりだ」
嵐山「上層部の人達に君の事を伝えなきゃいけないから着いてきてくれるかい？」
原田「いいですよ」
嵐山「ありがとう。
じゃあ行こうか」
原田「はい」
ーーーーーーーー
嵐山「失礼します」
美奈「失礼します」
忍田「私は忍田だ。
　君の名前を教えてくれるかい？」
美奈「原田美奈です」
忍田「そうか。どうして警戒区域内にいたのか教えてくれるかい？」
美奈「勿論です。」
美奈「私はいつも通り学校から帰って家で寝ていました。そして気付いたらこちらに来ていたと言う事です。」
上層部「！？」
鬼怒田「そんな話を信じられる訳がないだろう。」
美奈「大丈夫です。私も信じられないですから(笑)」
忍田「話してくれてありがとう」
美奈「何言ってるんですか？私は命を助けてもらっているんです。これくらい当然です。」
城戸「君はネイバーなのか？」
美奈「ネイバーってなんですか？」
全「！？」
忍田「本当に分からないのかい？」
美奈「はい」
嵐山「ネイバーって言うのはさっき君を襲ってきた奴のことだよ」
美奈「ひどいですね。私をあんな大きい怪物だと思ってたんですか？」
嵐山「人型ネイバーって言って人型のネイバーもいるんだ。」
美奈「成程。」
城戸「もう1度聞く君はネイバーなのか？」
美奈「違います」
城戸「それを証明してみろ。」
美奈「誰か問題を出して下さい」
嵐山「じゃあ真実はいつも一つとか言ってる人がいるけどどうそれって本当なのか？
美奈「違います。ではa君とb君がいたとしましょう。
ある時階段でぶつかってb君が落ちて怪我をしました。b君は、日ごろからa君からいじめを受けていて、今回もわざとだと主張します。
ところがa君はいじめている認識などなく、遊んでいるつもりで今回もただぶつかっただけだと主張します。
どちらも嘘はついていません。
この場合真実って何でしょうか？