頭ぶつけたら『○の名は』みたいになってたんだが？？【knmc】

▼ ページ6

「ん〜、私いないなぁ。どこだろ…？」



自転車かっ飛ばして10分ほど。植木鉢が落ちてきたところに辿り着いたものの、私はどこにもいない。どうやらどこかに歩いて行ったようだ。



「ならこっち行くかー？いや、こっちかもしれないなぁ…」



「あの、僕の体で独り言ブツブツ話さないでもらっていいですかね？」



「っ？！剣持刀y「声が大きい！深夜ですよ！？」ア、ハイ」



「とりあえず…。こんばんは、僕は剣持刀也です。って言ってもさっき僕の名前を知っていたと言う事はリスナーですかね？」



「あ、そうです。神崎Aと言います。ピッチピチのＪＫであなたと同じ高校2年生です。めんどいんで敬語外して良いですかね？」



「いやリスナーとは思えないほどの図々しさだな。まぁいいや、僕も外すんであなたも外してどうぞ？」



「そうするわ。っていうか剣持リスナーだけどほら、剣持リスナーってこういう感じじゃん？推しに会えた〜！やった〜！ってのは私達の役目じゃないんで」



「うわ、言い返せない。確かにそうだな。ってそんな事どうでもいいんだよ。この状況下でよくそんな話できたな？」



「顎リスなんで」



「それ某コナ○の『ハワイで親父に教わった』みたいに言うのやめてもらっていい？」



「さっさと解決策練らない？話脱線してるよ？」



「お前が言うなよ！！」



「ナイスツッコミ」



「もうなんなんだよお前…」

▼→←作戦会議しよう

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す