歪んだ愛でもいいじゃない

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帰りの新幹線はまたも○○○さんが隣だった


うわ、またかよ〜…キツイな……

そんな私の心情など知りませんという感じで

「また隣だね！」


なんて言う…
なんだそのキラースマイル…怖すぎだろ……



今日はなにを言われるんだろう…とビクビクしていたけど、別になにも言われなかった。




コーイチさんは寝ていた。

音楽を聴きながら寝ていて、寝顔も可愛かった。

音楽なにが好きなんだろう…なに聞いてるのかな…




「……………また見てる」

「うわっ！！！！」

「ハハハハハ」



寝てたんじゃないの……○○○さん寝てたよね？

もう寝てくれよ！！私のことは構わず寝てくれよ！！！！


勘が鋭い人苦手……というか、もう○○○さんが苦手だ。


また見てるとか言われたら嫌だから私も寝た。






「わっ！！！」

「うわっ！！！！！」

「Aちゃん、着いたよ〜因みに、ヨダレ出てるよ〜ヒヒ」



なにしてもダメだな。


―苦手だ………………

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