星が31つ ページ32
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Aside
手の握られている感覚
あったかいな、安心する
？
誰か私のこと、呼んでる？
思わず目を開く
kn「A…！」
体内時計が狂ってるけど、夜中なのかな？
部屋は真っ暗だ
A「コネシマ君…？」
確認するように呼びかけると…
kn「よかった…！ほんまによかった…！」
いきなり君が抱きついてきた
kn「大丈夫か…！？」
身体は…全然すぐ動けそうだ
A「うん…もう身体は全然！」
kn「よかった…」
安心したように呟く
いまだに部屋は暗闇に包まれている
月明かりも何もないし、目が慣れない？
おかしいな
もしかして…
A「コネシマ君…」
あぁ、自然と声が震えてしまう
心配させちゃ駄目なのに…
A「…この部屋暗くない？電気…つけてくれる？」
kn「今、昼間やで…？」
A「…！」
kn「目、見えへんの…？」
君の声も少しだけ震えていた
A「そう、みたい」
思ったよりも冷静な頭はもう星見れないかもな、なんて呑気なことを考えていた
kn「誰が…やったんや？」
A「…自分で、手滑らせちゃっただけだよ？」
咄嗟に考えた嘘を言う
A「だって、私の部屋にあったカッターだったでしょ？」
A「ごめんね！紛らわしくて」
A「多分、普通に生活出来るから！気配とか音とかで」
口角を上げて笑ってみる
ちゃんと笑えてるかな？
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いねむり - 読み終わった第一声、「神やん」でした。小説自体に泣くことはあんまりない(かもしれない)ので枕びしょ濡れになることは久しぶりでした。本当に感動する作品ありがとうございます。 長文失礼しました！ (12月26日 2時) (
レス) @page48 id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
あ - オリフラたってますよ (10月21日 7時) (レス) @page1 id: 6ab682965f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にに | 作成日時：2023年9月3日 22時
