星が30つ ページ31
視点変わります
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Aside
また今日もアリスちゃんに呼ばれていてしばらく戻ることが出来なかった
A「ごめんね！今日もしばらく戻れそうにないかも！」
君は不安そうに眉を下げた
病気だと知られた日から君はよく私のことを心配するようになった
そんなに心配してくれなくてもいいのに
kn「…早めに帰ってきてな」
A「分かってるって〜！」
君の不安を少しでも拭えるように敢えて声のトーンを上げる
A「4時くらいには帰ってくるから！」
今日も笑顔を造る
星のようにきらきらと輝かしく、美しく見えるように
流れ星のように誰かに望んでもらえるように
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in図書室
図書室に来たとき、アリスちゃんは暗い表情で奥に佇んでいた
ar「A…先輩…」
アリスちゃんの目には薄ら涙が浮かんでいた
A「どうしたの？」
ar「ごめんなさい…でも、でも！仕方ないの！」
アリスちゃんの情緒が不安定だ
ar「ね！A先輩なら…分かってくれますよね？」
アリスちゃんが私の部屋から持ち出したであろうカッターを取り出す
まさか…！
A「…！」
アリスちゃんがカッターを自分のお腹目掛けて突き刺そうとする
A「駄目…！」
身体を素早く動かし、アリスちゃんのカッターの持っている方の手を掴む
ar「嫌…！やだ！やめて…！」
抵抗しようとじたばたと暴れられた
アリスちゃんにカッターの持っていない方の手で突き飛ばされる
少し力が緩んだ瞬間に手を振りほどこうとしてカッターを振り回される
腕に傷が入った
ar「やめて…！やめてよ！」
混乱したアリスちゃんはもう一度大きく私を突き飛ばした
大きな衝撃が頭を襲う
ar「…ぁ、ごめ…なさ」
ar「そんな…つもりは…」
あたま、ぐらぐらする
あぁ、もうだめかも
A「こねしま…くん」
意識が無くなる前に聞こえたのは、誰かの心配そうな声だった
pe「Aちゃん！？Aちゃん！」
よく、きこえないや
…暗転
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いねむり - 読み終わった第一声、「神やん」でした。小説自体に泣くことはあんまりない(かもしれない)ので枕びしょ濡れになることは久しぶりでした。本当に感動する作品ありがとうございます。 長文失礼しました！ (12月26日 2時) (
レス) @page48 id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
あ - オリフラたってますよ (10月21日 7時) (レス) @page1 id: 6ab682965f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にに | 作成日時：2023年9月3日 22時
