【文スト×鬼滅】胡蝶姉妹の末っ子は文豪の世界へ (ページ21)

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第拾捌話ページ21

【紅葉side】

Aはわっちの腕の中で泣き疲れて眠ってしまった

鴎外殿や中也から話は聞いていたが、かなり苦労していたようじゃのう･･･

ガチャ

中「姐さん、少し確認が･･･！そいつ、どうしたんですか？」

「少し寂しかったようじゃ、わっちを姉と重ねたようじゃ」

中「まぁ、死んだと思ったら未来にきて、そこから忙しかったからなぁ･･･」

「此処の生活に慣れて少し余裕ができた証拠じゃ、偶には、こんな風に甘やかしても罰は当たらんじゃろう」

中「そうですね･･･あの、俺が仮眠室に運んだきましょうか？」

「そうじゃのう･･･わっちもこの後任務があるからな、それじゃあ頼むぞ、中也」

中「わかりました」

Aを中也に渡して、わっちは任務に向かった

【中也side】

･･･こいつも、苦労してんだな

そりゃあそうだろう。こいつの話は聞いたが、人生の目標であるやつを殺し、やっと姉たちに会えると思ったら、未来に来ちまうなんて、誰も想像できねぇだろうしな

そうしてる間に仮眠室につき、Aをおろした

「･･･今日位、仕事を休んでも問題ないからな」

そう言ってAの頭を撫でてから、俺は仕事に戻った