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第玖話 ページ12
森「まず、その怪我を治そうか。幾ら特殊な呼吸をしても動くのは辛いだろう？」
『･･･はい』
森「君の配置先は君の怪我が治るまでに決めておくよ。私はそろそろ戻らないといけないから後は中也くん、頼むよ」
中「はい」
そして森さんは戻って行った
中「本当に良かったんか」
『え？』
中「ポートマフィアは殺しもするんだぞ。手前正義感強そうだがやっていけるんか？」
『鬼は元々は人間です。なのでこれからやる事も今までとほぼ同じでしょう。私は平気です』
(本当にこの人は優しいなぁ、初対面の自分に心配してくれるなんて)
中「･･･そうか。それじゃあ、俺もそろそろ仕事に戻らなねぇといけねえからな。確り休めよ」
『はい、中原さんこそお身体にお気をつけてください』
中「また時間ができたら見にくる。じゃあな」
『本当に色々ありがとうございました！』
中原さんはこっちを向かず手を振って戻って行った
『さて、頑張ってはやく怪我を治さなきゃ』
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作者名：クリスタルパワー | 作成日時：2023年8月13日 18時
