忍者WEST忍法帖〜藤千代の初恋〜

8話 ページ8

-次の日-


今日は、髪型も少し変えて服もいつもより気合い入れちゃった///


待ち合わせ時間より少し前に待ち合わせ場所に向かうと


藤「ろ、ろぼ影？」


ろ「あ、藤千代！」


藤「え、早ない？」


ろ「楽しみだったんで」


藤「あ、そっか。わ、私も楽しみにしてた///」


ろ「今日の藤千代いつもと雰囲気ちゃいますね。」


藤「へ、変かな？」


ろ「いつもの藤千代もええけど、今日の藤千代は一段と…か、可愛いと思います！」


藤「あ、ありがと///」


ろ「ほな行きましょ」


それからろぼ影と町を歩いて、色んな店に行ったりした。


ろ「今日はいつもより人が多いっすね」


藤「ほんま多いな」


歩いていたら誰かにぶつかって転びそうになってもうた。


藤「うわっ」


ろ「…っと、大丈夫っすか？」


間一髪のところでろぼ影に支えられて転ばずに済んだ。


藤「あ、ありがと///」


ろ「気をつけて下さいね！前みたいに怪我されたら嫌っすから」


藤「おん」


ろ「あ、人多いっすから俺の服の袖掴んどって下さい。藤千代が迷子になってしまいそうなんでw」


藤「なっ…迷子になんてならへん！」


ろ「ほんまは、手を繋いだ方がええと思うんすけど、この手じゃ無理なんで」


藤「あ…そうだよね」


ろ「ほらここっ」


自分の袖をくいっとしたろぼ影


藤「失礼します…」


ろ「行きましょう」


その後もろぼ影と色んなこと行って、


ロボットやのに食事は普通の食べるし、甘い物が好きって事にも気付いた。


今日のお出かけで色んな一面が見れてもっとろぼ影の事を好きになってもうた。


帰りも家まで送ってくれて


藤「今日は楽しかった。ありがと」


ろ「俺も楽しかったです！じゃ俺帰ります」


藤「おん。」


今日が終わって欲しくないなんて考えながら


ろぼ影の帰って行く後ろ姿に


藤「好きやでろぼ影」


聞こえないくらい小さな声でそう呟いた。


それから数日後、西党頭領に呼ばれて明日、京へ向かわれる村上家の若様 信五様の護衛をする事を伝えられた。


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お星様が初のしげちゃんカラーになれるように最後まで頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

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