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引越し当日。今、目の前にはものすごく大きな一軒家がある。お母さんの足は門の目の前で止まっているし、もしかしてここが新しい家なのかな……？
母「じゃあ、入ろっか」
「うん、」
お母さんはふんわりとした笑みを浮かべてインターホンを押した。やっぱりここなんだ、新しい家って。それにしても、どうしてこんなに大きい家なんだろう。お母さんからは新しいお父さんの話しか聞いてないし……あ、玄関から誰か出てきた。
『ソユン、待ってたよ。Aちゃんもこんにちは。さあ、中に入って』
「…こんにちは」
母「ありがとう。みんなはもう揃ってるの？」
『揃ってるよ』とお母さんと話しているこの人はきっと新しいお父さんだ。そして、私はそんな二人に挟まれながら “ みんな ” の元へと向かっていた。
「えっと……初めまして。…Aです」
家の中に入って驚いたのは七人の男の子たちがいたこと。とりあえずリビングに集まって自己紹介をすることになったんだけど、みんなものすごく見てくるから怖くて俯き加減になりながら話した。
父「まだ慣れないと思うから息子たちと話すといいよ」
「えっ…いや、」
断るつもりだったのに『そうね』と優しい笑みを見せたお母さんに仕方なく言うことを聞いてしまった。七人の男の子たちはなんだか嬉しそうで、すぐに私の手を引くとどこかへ連れていった。どうやら “ ホビヒョン ” と呼ばれる人の部屋みたい。
「えぇ、」
部屋に入ってみんなで丸くなって座ったかと思えば、また見つめられる始末。なんで……？
『いや、可愛いなって思って』
『ヒョン、妹ですよ』
『うん。でも可愛いのに変わりないじゃん』
「えっと、」
『やーやー。ジョングクとテヒョンだけの世界かここは？ヒョンたちもいるぞ？お？』
『ヒョンは黙ってて。どうせつまらないギャグとか言い出すんだから』
『なっ、ジミナァ…僕のギャグは最高に面白いんだぞ、」
『だいぶやられてますね、ヒョン』
『ナムジュナ、、僕をなぐさめてくれ、』
なんか、すごいことになってるけど、私はどうしたらいいんだろ……？と、その時、隣の人と目が合った。
『お前、何歳？』
「あ、えっと、17です」
『…俺の3つ下か』
『よろしくな』とほっぺをツンとするとその人はニカッと笑ったから、私も頷いて反応すると『ほんと可愛いな』って。ちょっと嬉しかった。
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チェヨン - グクはユンギより4つ下なので、夢主がグクと同じ年ならユンギより4つ下になりませんかね？ (2020年8月5日 3時) (
レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
ちゃぁー - ひさびさに超超超超超超期待出来る作品きましたあああああ！楽しみにしてます！ (2020年8月1日 11時) (レス) id: eb3892cb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｅｎａ | 作成日時：2020年7月23日 12時
