煉獄杏寿郎の歪んだ愛 弐

最終話 ページ27

杏寿郎side





今度は、同い年でこの世に生まれてきた。





普通に恋愛し、結婚した。








Aは覚えていないのだろう。






俺を愛してくれている。






本当に幸せそうに笑う。





それを見ると自然に口角が吊り上がる。








なぁ、A。









ずっと前からお前の事を愛していたと言ったらどうする？






一度そう問いかけたことがある。






Aはきょとんとした後、笑い出しそれは嬉しいと言った。









俺に殺されたのにそれを知らずに俺を愛す。




その無垢な笑顔を見ると何故か壊したくなる。







俺を心から愛す姿も愛しいが、俺を怖がるAも愛しいのだ。









だが、今世はその笑みを無くさないようにしよう。









…記憶を取り戻したらどうなるんだろうなぁ。









Aを見てそっと舌なめずりをする。







もう逃がさない。








何度生まれ変わってもお前を見つけ出し愛すと誓おう。









_______________





ハッピーエンド……？








ここまで読んで下さり本当にありがとうございます！！




これにて”煉獄杏寿郎の歪んだ愛”は完結となります！





微妙な終わり方で申し訳ありません。






でもこれ以上いくと本当に終わりを見失ってしまうのでこのような形で終わらせていただきました。









お気に入り登録をして下さった方、評価して下さった方、コメントをして下さった方、読んでくださった方、本当に、本当にありがとうございました！！！！







炭治郎達がどうなったかはご想像にお任せします。(笑)









本当にありがとうございました！！！！

表紙！！→←愛75

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す