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・・・ ページ6

「だぁ〜っ、疲れた〜」

渋谷くんは、短期集中型


「今日は終了〜」


「もうちょっと頑張ろ?ほらっ、あと1問…」

大体1時間。もって2時間


「無理」


「……はいはい。じゃあ、帰ろっか」

このところ、放課後は学校か図書館で、マンツーマンで勉強


「なぁ、こん後 予定ある?」


「特にないけど…」


「ちょお、付き合うて?」

と、連れてこられたのは



「ここ、何?」


「ん〜?スタジオ」


「……スタジオ?」


「そっ。ここで練習してんねん」


「何の?」


「バンド」


「あっ…あ〜ぁ」

狭い部屋に、所狭しと並べられた楽器達


「その辺、適当に座っといて」

部屋の隅に、パイプ椅子出して静かに座ってたら


「こんにちは〜」

何人かが集まってきて、何となく始まった音楽


「すばる、いける〜?」


「おう、ええよ〜」

学校での渋谷くんは、いつも何となくだから、ここでも何となく歌うのかな?って思ってた



「おい、帰んで」


「えっ?」


「練習、終わったし」

時計を見たら、ちょうど1時間経っていた


「あっ、うん」

まさか、あんな歌 歌うなんて思わなかった。魂の叫び、みたいな歌


「ねぇ、渋谷くん」


「ん〜?」


「……ごめん。何でもない」

私は、同じ大学受験して、受かった時は一緒に大学に通えるんだと思ってた


そういう事か……

渋谷くんが、授業を真面目に受けない理由


それがわかってしまった今

『もし、大学受かったら…』

なんて話、出来なかった



「どうだった?」


「まぁ、いけるやろ」

あっという間にやってきた、受験当日

みんなが思ってる以上に成績の良かった渋谷くんは



「まっ、まさか。ウソだろ?」


「ウソやないで?よぉ見てみ?コレ、合格通知やんなぁ?お前、校庭一周してくれんねやろ?逆立ちで。なぁ、木下くん?」


渋谷くんに追い詰められ、泣く泣く校庭一周した木下くん

「お前、これからデカい態度とんなよ?わかったか?」


「はいっ」


「あと、根岸に謝れ」


「あのっ、根岸さん、すみませんでした」

逃げるように走り去る背中を見送る


「ざまぁみろ、やな」


「うん。スッキリした」


「お前、すんごい悪い顔してんで?」


「そういう渋谷くんこそ」


「はぁ?んな事ないわ」


「ふふっ、あるある」


「……あのさ。ちょっと、聞いてほしい事あんねんけど」


「……大学。行くつもりがない…んでしょ?」


「……すまん。でも、何でわかったん?」



それ位、わかるよ

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作者名:ちか | 作成日時:2019年10月20日 23時

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