29 石川side ページ30
『あ、優希さんが石川くんに変わった〜』
石川「おっと」
石井さんと席を変わったら、直ぐに木田さんが抱きついてきた。
ぎゅーっと抱きしめられて頭をグリグリと押し付けられて、近くでふにゃりと笑う上目遣いからの笑顔は最高。やべぇ…抑えろ、我慢しろ俺。ってかさっきまでマサさんが独り占めかよ。ずりぃ…
石井「お2人はいいんですか?」
小野寺「いやあ、見てる方が面白いなって」
関田「焦るマサさん面白かった」
柳田「マジで明日覚えてろよ」
小野寺「やっぱり祐希妬いてたんじゃん」
石川「うるせぇ」
石井「お熱いねえ〜」
あぁ…これが俺と木田さんだけならマジで既成事実作ってた。でも皆が居るから踏みとどまれる。冷やかしは食らうけど、リスクを考えるとまあいっかって思えた。
『ヤキモチ妬いてたの?』
意外にも呂律は正常。あ、あれだ!昨日の体育館入口で見たテンション上がってる時の木田さん。ちょっとだけ雰囲気が似てる気がした。
石川「だってマサさんばっかだったじゃん」
『…ごめんね、祐希くん』
潤んだ瞳で上目遣い、しかも唐突の名前呼びで謝るとか反則!そんな技術持ってたのかよ!無意識怖いな。
でも覚えてないのか…こんなに密着して煽ってきて…くそ、ちょっとは意識しろよな。
石川「いいよ。トマト食べる?」
『食べる!』
石川「あーん」
小野寺「木田さん!祐希がトマト食べたいって!」
石川「は?言ってな…」
『食べたい?』
石川「ぐ…」
マサさん、分かるわ。
これは否定出来ねえ。
石川「…食べ、たい」
この事は絶対口外しない。
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しおん(プロフ) - はるかさん» お返事ありがとうございます!そのように言っていただけてとても嬉しいです(^^)もっともっと甘くなるように努力致します!! (2019年12月10日 20時) (レス) id: cd6fb91589 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - いえいえ、直して頂きありがとうございました^^ 柳田さんがイケメンすぎてどきどき止まりません笑 (2019年12月10日 12時) (レス) id: 625bd2f9b0 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - はるかさん» 初めまして!お立ち寄りありがとうございます(*^^*)申し訳ありません、誤字でした。主人公の事です!ご指摘ありがとうございます、修正致しました。今後ともよろしくお願いします(^-^) (2019年11月28日 9時) (レス) id: cd6fb91589 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 小説読ませて頂きました!ところで、『間宮』さんって主人公のことですか?? (2019年11月28日 8時) (レス) id: 625bd2f9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しおん | 作成日時:2019年11月26日 16時