3話 �� ページ7
「行ってきまぁす」
4時50分。僕はトントンお手製のお弁当を持って家を出た。
トントンお手製のお弁当を持って！(二回目)
僕はあの後学校の課題と明日の授業の復習をして過ごしてたけど、僕が部屋に上がって間もなくしてトントン達３年組も来たらしい。
シマ兄達は同じ学校に通っていて、
１年はショッピ君とチーノ。２年はシマ兄とゾムとシャオロンに大先生、ロボロ。３年はグルさんにトントン、マンちゃん、ひとらん、エミさん。成人してるのは兄さん、ぺ神、クラレ先生、軍曹である。
そんで全員生徒会もしくは生徒会出身。初めてこの話聞いたときは呪われでもしてんのかと思った。
あ、ちなみにシマ兄達は午前授業だったらしい。
秀明が始まるのは5時15分、終わるのは8時55分。間に20分の休憩時間があって、その時間に夕食を摂る。いつもは自分で作るかコンビニで買ったのを食べてるけど、今日はトントンが作ってくれてた。
思わず「トンママ...」って口に出たよね。
シマ兄が「俺が作る！」って言ってたけどあの人に料理をさせちゃ駄目だ。包丁使ったらまな板まで切るしレンジは爆発、フライパンは火を噴く。
...僕も人のこと云えないけど。
話は変わるけど、僕は人が多い所はあんまり好きじゃない。
秀明は駅のロータリーを左に曲がった線路沿いにあって、まわりはパチンコ屋さんとかスナックとか居酒屋さんとかでお酒の匂いのする大人でいっぱい。おまけに夕方からはネオンも付いていっそう派手になる。
要するに、1人で行って帰るのは勇気が要る。時々マンちゃんとかひとらんが送ってくれるけど、ほとんど1人だし。
「立花A」
秀明の玄関に入ったとたんに名前を呼ばれて立ち止まり、フロアを見回した。
「こっちだ」
階段の途中に算数、数学担当の江川先生が立っていた。
「ちょっと来い」と言って上っていくから後に続く。先生に呼び出されるって...思い当たる節は一つしかないな。
「入れ」
「はぁい」
空き教室のドアを開けて先生が言い、僕は軽く返事をして中に入る。僕が椅子に座ると、先生も僕の対面に座って口を開いた。
「先週のテストの結果だが。お前、また手抜いただろ」
いやだって...ねぇ？
無理やり入らされたのに頑張ろうと思えるわけないし、あんまり成績いいと親が調子乗るし。
国語と歴史は好きやからある程度はやってるけど他はなあ...
どうなるんやろ。下のクラスに落とされるんかな？
確か今は三谷Ａやから、落とされるとしたら受験Ｃあたりか。
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みずいろ。(プロフ) - Haruさん» そう言って頂けて幸いです。Haruさんの「楽しみ」との言葉を糧にして頑張ります！コメントありがとうございます！ (2021年6月24日 20時) (
レス) id: a0a86fce5f (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みずいろ。さん» いえいえ、こちらこそすみません！楽しみにしてます！ (2021年6月24日 20時) (レス) id: 40c5cf4ec4 (このIDを非表示/違反報告)
みずいろ。(プロフ) - Haruさん» Haruさん、すみません！！今執筆している最中でして…。明日に公開する予定です。本当に申し訳ありません！！！ (2021年6月24日 20時) (レス) id: a0a86fce5f (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 次の作品を読むためのパスワードを教えていただきたいです！ (2021年6月24日 20時) (レス) id: 40c5cf4ec4 (このIDを非表示/違反報告)
アヤナ(プロフ) - みずいろ。さん» そうですよね〜！！この小説読むの楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2020年5月3日 17時) (レス) id: a3a5163252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずいろ。 | 作成日時：2020年4月29日 23時
