ウラとおもて (ページ8)

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※ ページ8

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今日の夜部屋行く

そんなメッセージが送られてきて可愛い下着を選ぶ

ウォークインクローゼットからでると同時に部屋のドアが

ノックされ開けると、

『ひすんオッパ』

オッパの手元にはいつも通り色違いのマグカップが二つ

自分の色の方を受け取りベットに腰を掛けた

オッパはいつも温かい飲み物を持ってきてくれる
それが無くなるまでは他愛のない話

｢今日の撮影どうだった？｣

『今日の撮影、じょんぐく先輩とだったんだけど… 』

私がする話をオッパはいつも笑顔で聞いてくれる

30分くらい話してお互いの飲み物がなくなり、

『コップ片付けてくるよ』

そう言ってリビングへ向かう

深夜1時。リビングはシーンとしている

コップが洗い終わり部屋に戻ろうとすると

｢ A、まだ起きてたの？｣

普段は寝ているはずのソヌがキッチンへやって来た

ソヌこそ珍しいね、そう言うと喉が乾いたと言うソヌに

水を入れてあげる

｢部屋にヒスニヒョンいるの…？｣

怪訝そうにわたしをみるソヌに黙って頷いた

『ちょ、ソヌっ… 』

コップを置いたソヌが近付いてきた

普段可愛いソヌもやっぱり男の子だ

目つきが変わる

｢ねぇ、Aは誰の？｣

『っ、だれのでもないよ』

ソヌの胸を押して離れようとするけど逆効果

顔がだんだん近付いてくる

『そ、ぬっ… 』

その瞬間リビングの明かりがついた

｢何してるの｣

ひすんオッパが立っていた

ヒョンが羨ましくて～、そう言っていつも通りのソヌに戻り

オッパとわちゃわちゃしている

安心していると、

｢ A、明日部屋行っていい？｣

そう言ったソヌに頷く

ソヌを部屋に見届けるとオッパに手を引かれ部屋に戻る

｢戻ってこないから心配して行ったら｣

ため息をついて笑ったオッパ

みあね、そう言うとオッパの手が私の頬に伸びてくる

触り方が優しくてくすぐったい

その手は頬から耳に、首へと周り

暗い部屋にリップ音が響いた

『おっぱ…あっ』

｢ Aっ、こっち向いて｣

久しぶりということもありベットの下には

使用済みのものが何個も落ちていた

ファンに罪悪感を抱きながらこの関係を続けている